JLPT対策・N2文法編です。62回目は逆接の意味の「<動詞ます形>+つつ(も)」という文型とその例文を紹介します。
<動詞ます形>+つつ(も)
*接続について
- 動詞ます形の「ます」部分は省略します。
「Aつつ(も)B」は「Aているが、それでもB。」「Aの状態で、B。」という意味です。
- Aには心の状態を表す言葉などが入ります。
例文
- 身体に良くないと知りつつも、ファーストフードがやめられない。
- 今日こそ彼女と仲直りしようと思いつつ、また連絡することができなかった。
- 彼の言葉を信じつつも、こっそりケータイを見てしまった。
- あまりの難しさに合格をあきらめつつも、最後までちゃんと問題を解いた。
- 口では「痩せたい」と言いつつ、食事も減らせず、運動も面倒ですぐにやめてしまう。
- 以前から気になりつつも通り過ぎていたレストランにやっと行くことができた。
- 効果を疑いつつも、綺麗になるというサプリメントを購入してしまう。
- 日本語の文法は理解しつつも、流暢に話せるようになるのは難しい。
- 「サステナブル」とは環境を守りつつも、社会を発展させ持続可能な地球を作る取り組みのことである