N1の文法114回目です。時間関係を表す「<時間を表す名詞>というもの(は)」という文型の意味と例文を紹介しています。
<時間を表す名詞>というもの(は)
「Aというもの(は、)B」、は「Aのあいだ、ずっと同じ状態(B)が続いている。」という意味です。
- Aの前に「ここ」や「この」という言葉がつくことが多いです。
- 期間を表す数詞はみんなの日本語 初級 第11課【教案】の項6で学びました。基本ですが間違いが多い部分です。不安な場合復習してくださいね。
例文
- その映画は見たことがあったので、2時間というもの暇でしょうがなかった。
- 高い熱を出して、この2日間というものベッドの中で過ごしている。
- それから数日というもの、日本中がオリンピックの話で盛り上がった。
- リンさんはここ一週間というもの、遅刻が続いている。
- ここ1ヶ月というもの、赤ちゃんの世話で眠れない日々だ。
- 今年こそは合格したいので、この3ヶ月というもの、毎日図書館に通って勉強している。
- 不景気のため、ここ3年間というもの新入社員の募集を取りやめている。
- ここ10年間というもの、会社の業績は上がり続けている。
- このカバンはお気に入りで、もう何年間というものずっと使っている。
【参照】類似する文型
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学習者向け・練習テキスト
新完全マスタ-文法日本語能力試験N1 /スリ-エ-ネットワ-ク/友松悦子
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講師向け・文型辞典
説明が丁寧で・例文豊富で難易度も適切なバランスのいい本です。例文にはふりがながありますので、学習者も使えます。
日本語表現文型辞典 “生きた”例文で学ぶ /アスク出版/アスク出版
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