JLPT対策・N2文法編です。136回目は経緯の説明・理由の意味の「<普通形/文>だの」という文型とその例文を紹介します。
<普通形だ*/文>だの
- *普通形ですが、な形容詞と名詞の「だ」はつきません。
- 「Aだの」は「Aなど」、「Aだの、Bだの」は「AやBなど」という意味です。不満や批判の気持ちがあるときに使います。
- 話し言葉で使われます。
例文
- 一人暮らしを始めるときは、洗濯機だの冷蔵庫だのを買う必要があってお金がかかる。
- 人々が帰った後の山には、お菓子の箱だの空き缶だのがたくさん落ちていた。
- 一緒に旅行した友達はホテルが狭いだの、レストランのサービスが悪いだの、文句ばかり言っていた。
- 学生によって暑いだの寒いだのいろいろ違うことを言うので、教室の温度調整は大変だ。
- 彼女はもっと薄い味が好きだの、硬い肉が嫌いだの、食べ物にうるさい。
- ゲームは時間の無駄だの、もっと早く寝ろだの、父はいつも厳しい。
- テレビをつけると、事故が起きただの、誰かが亡くなっただの、悲しいニュースばかり報道している。
- 兄は東京に行ってから、有名人と知り合いになっただの、給料が多いだの、自慢が止めらない。