JLPT対策・N2文法編です。45回目は例示の意味の「<普通形>というか<普通形>というか」という文型とその例文を紹介します。
<普通形>というか<普通形>というか
接続について
普通形ですが、な形容詞と名詞の「だ」は消えます。
- 「Aというか、Bというか」は「Aと言ったらいいのか、Bと言ったらいいのか」という意味です。
- 「というか、というか」の後の部分は省略されることもあります。
例文
- 彼女は大人しいというか、落ち着いているというか、あまり喋らない人です。
- あの料理は面白いというか、珍しいというか、食べたことがない味でした。
- 男子学生は単純というか子どもっぽいというか、わかりやすい子が多いです。
- こんな天気の日に山に登るとは、馬鹿というか無茶というか、とにかく信じられない。
- あの成績で卒業できるなんて運が良かったというか、奇跡というか・・・
- 研究室は職場というか、自分の部屋というか、一日中ここで過ごしています。
- 同僚が会社を辞めると聞いて、悲しいというか、がっかりするというか、複雑な気持ちになった。
【参考】類似表現
- 〜とか〜とか【単なる例示】:【教案】「テーマ別 中級から学ぶ日本語<三訂版>」第6課「つたえる」文型A
- 〜だの〜だの
- 〜やら〜やら【例示】
- 〜(の)やら〜(の)やら【疑問】