JLPT対策・N4文法を始めます。9回目は知覚動詞の「見えます・聞こえます」について学びます。
見えます・聞こえます
- 「みんなの日本語」の27課で勉強しました。
導入例
見えます
T(視力検査表を準備します)上ですか、下ですか?
S:上です!
T:(だんだん下の方を指して)上ですか、下ですか。
S:わかりません。
T:(見えたマークを指して)皆さんはこれが見えます
S:これが見えます
T:(わからなかったマークを指して)これが見えません
S:これが見えません
T:窓の外をみてください。何が見えますか
S1:人が見えます
S2:信号が見えます
S3:コンビニが見えます
T:私は目が悪いです。メガネを外します。何も・・
S:見えません
T:いいです
T:皆さんの家の窓から何が見えますか(チェーンドリルで全員に聞く)
聞こえます
T:皆さん、静かにしてください・・・車の音が聞こえます
S:車の音が聞こえます
T:人の声が聞こえます
S:人の声が聞こえます
T:他に何が聞こえますか
S:鳥の声/音楽/他の先生の声etc が聞こえます
「見えます・聞こえます」と「見られます・聞けます」の違い
- 見えます・聞こえます・・・自然に目、耳に入ってくる場合に使う。
- 見られます・聞けます・・・目的や行動、努力がある場合に使う。
例文
- このホテルの窓から海が見えます。
- スーツを着て髪を黒くすると、真面目そうに見えます。
- 生まれたばかりの赤ちゃんはまだ目がよく見えません。
- 目が悪くて、めがねを外すと何も見えません。
- 私の部屋からは電車が走る音が聞こえます。
- すみません、聞こえなかったので、もう一度おっしゃっていただけますか。