【教案】「テーマ別 中級から学ぶ日本語<三訂版>」第14課「みなおす」

「テーマ別中級から学ぶ日本語」
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テーマ別 中級から学ぶ日本語<三訂版>」の教案を載せています。主に「使いましょう」の文型導入を中心に書いていきます。第14課のテーマは「みなおす」です。本文は天気予報についてのお話です。

新しい言葉

(詳しく説明する語彙)

  • 予測する:データによって事前に推測すること。
  • 欠かせない:「必要な」という意味。本文中の「なくてはならない」もほぼ同じ意味。
  • 営み:何かをすること。
  • 収穫する:農作物をとりいれること。
  • 観察する:その様子を見て、その変化を記録すること。
  • 調和する:全体がつりあって、まとまっていること。
  • とける:固まっていたものなどが、熱によって(または液体にひたされて)、液状になること。例)アイスクリームがとける、雪がとける
  • 当てになる:「信用できる」という意味。「当てにする」は「心の中で期待し頼りにする」の意味。例)最近の天気予報はよく外れるので当てにならない。/老後は娘の世話を当てにしている。
  • 引き起こす:「悪いことを生じさせる」の意味。
  • てるてる坊主:日本の風習のひとつ。実物や写真を見せて説明する。
  • かけがえのない:「なくなったら他に代えるものがない」という意味で、大切なものであることを表現します。一緒に使う名詞)人、命、家族、思い出など。
  • うばう:「他の人のものを無理やり取る」という意味。
  • 手におえない:「自分の能力ではどうにもならない」という意味。
  • したがう:「人のあとについて行動する、その人の言う通りに行動する」と言う意味。
  • (見)直す:「もう一度見る」という意味。

使いましょう

A:<名詞+の/動詞の辞書形>上で、〜。

  • 「名詞+の+上で」は「〜との関係から見ると」の意味です。
  • 「動詞の辞書形+上で」は「〜するとき」と言う意味です。

A:今日は春分の日だよ。やっと春だね!

B:でもまだまだ寒くて、冬のコートじゃないと出かけられないね。

カレンダーの上ではもう春なのだが、まだ寒さが続いている。

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A:結婚おめでとう。もう田中さんじゃなくて、佐藤さんになるのね。

B:いいえ、結婚しても田中のままで働くつもりよ。

戸籍の上では苗字が変わったが、仕事上では今まで通りの苗字で呼んでもらっている。

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A:上海に来てから、毎日おいしいものばかり食べているよ。

B:よかったね。外国で生活する上で、そこの食事が口に合うかどうかは重要なことだからね。

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A:どうやったら、フランス語がもっと上手になるかな。

B:友達を見つけて、頑張って話してみることだね。

学んだ言葉を実際に使ってみることは、外国語を学ぶ上で欠かせないことだ。

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A:おはようございます。

B:おはよう。今日も元気だね。

きちんと挨拶することは、人間関係をよくする上で当たり前のことだ。

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A:さっきから、スマホばかり見ているね。

B:会社の説明会を申し込んでいるんだよ。すぐ満員になるからね。

スマートフォンは就職活動をする上でなくてはならないものになっている。

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  • 使いましょうA

B:<名詞>次第だ。

N3文法です。「AはB次第だ」は「AはBによって決まる」「AはBによって色々に変わる」という意味です。Bは話し手の意志では決まらないので、「自然に任せる」という意味があります。

明日富士山に登る予定です。天気が良かったら登ります。雨だったらやめます。

明日の富士登山は、天気次第だ。/明日富士山に登れるかどうかは、天気次第だ。

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Aさんは結婚相手を探しています。身長は?給料は?タバコは?お酒は?

どの人と結婚するかどうかは、条件次第だ。

Aさんと結婚するか、Bさんと結婚するかは、条件次第だ。

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今年から新しいプロジェクトが始まります。

プロジェクトが成功するかどうかは、課長の実力/運/私たちの努力/あの社長の考え 次第だ。

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A大学に行きたいが、模擬試験の結果が悪い。先週最後の模擬試験を受けて結果を待っている。結果が良ければA大学の試験を受ける。悪ければB大学に変えよう。

試験の結果次第では、志望校を変えざるを得ないだろう。

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  • 使いましょうB



C:<動詞辞書形/名詞>とともに

変化を表す動詞の復習をします

  • 〜なる(みんなの日本語19課)
  • 増える・減る(みんなの日本語43課)
  • 上がる・下がる(みんなの日本語43課)
  • 変わる(みんなの日本語35課)
  • 年をとる(みんなの日本語25課)
  • 慣れる
  • 〜てくる・〜ていく
  • 〜つつある

「ともに」は10課で学んだ「つれて」とよく似た表現で、「一緒に」と言う意味です。「つれて」の後には変化した結果、「ともに」の後には「変化していく状態」がはいります。

春は薄い長袖を着ます、夏は半袖やタンクトップ、冬はコートを着ます。夏はトマトやピーマンを食べます。秋は栗やサンマなど、冬はおでんなどを食べます。

季節の変化とともに服装や食べる物も変化します。

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医者や研究者が毎日色々な治療法を発見しています。

研究が進むとともに、これまで治せなかった病気の治療方法が発見されている。

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若い時、お肉が好きでした。30代では魚やお酒が好きでたくさん飲みましたした。今はシンプルな料理しか食べません。

何をおいしいと感じるかは、年を取るとともに変わっていくものだ。

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昔、結婚といえば女の人が男の人の家族と一緒に住まなければなりませんでした。でも今は、別々に住んだり、週末だけ一緒に過ごしたり、色々なスタイルがあります。

→時代の変化とともに、結婚のスタイルも変わってきた。

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3年前に一人暮らしを始めました。最初は料理や洗濯も上手にできなくて大変でした。でも今はなんでもできるようになってきました。

→一人暮らしが長くなるとともに、なんでも一人でできるようになってきた。

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生き残る企業は、時代とともに変化を続けている。

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  • 使いましょうC

D:<動詞/い形容詞/な形容詞/名詞>の普通形*+にもかかわらず、〜。

  • JLPTのN2文法です。
  • な形容詞と名詞は「だ」がつきません。また「な形容詞/名詞ーである」も使えます。
  • 普通形の後に「」がつくヴァージョンもあります。その場合な形容詞と名詞は「な」がつきます。また「な形容詞/名詞ーである」も使えます。
  • 「〜にもかかわらず」は「〜なのに、それでも」ということです。前件の条件や状況に関係なく後件と言う結果になるということを表します。
  • ただし「のに」(みんなの日本語45課)と違うのは話者の怒ったり文句を言ったりと言う気持ちはありません。ただ事実を述べるときに使います。書き言葉でよく使います。会話にはあまり使いません。
田中さんは一度も外国へ行ったことがないです。でも英語が上手に話せます。

田中さんは一度も留学したことがないにもかかわらず、英語が上手に話せます。

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私はある国へ行きました。その国は経済的にあまり豊かではありません。それでもその国の人たちはとても楽しそうに生活していました。

経済的に豊かではないのにもかかわらず、あの国の人達は楽しそうに生活していた。

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ABCレストランは駅から遠いです。見つけにくいところにあります。それでも関係ありません。いつも客でいっぱいです。

あの店は駅から遠くて見つけにくい場所にある(の)にもかかわらず、いつも客でいっぱいだ。

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田中さんはお父さんの言う通り一生懸命勉強して有名国立大学に入りました。でも「やっぱり俳優になりたい。」大学を辞めて、俳優になる道を選びました。

田中さんは有名国立大学に合格した(の)にもかかわらず、俳優になる道を選んだ。

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血液型がA型の人は一般的に真面目だと言われています。佐藤さんはA型です。でも自由で楽天的な性格をしています。

佐藤さんはA型である(の)にもかかわらず、自由で楽天的な性格をしています。

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太郎くんはまだ10歳です。でも経済や政治の話をするのが好きです。よく知っています。

太郎くんはまだ10歳であるのにもかかわらず、政治や経済についてよく知っています。

作文

  • 雨が降っているのにもかかわらず、__________________________。
  • 使いましょうD
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