これ・それ・あれは<もの>です。
(T:教師 S:学生)
準備するもの
- 練習Bの絵を大きく拡大した紙
- 初級会話⑧で使用した物カードやレアリア
- 「?」「A」棒
これ・それ・あれは〜です。
T:(雑誌を自分で持って)これは雑誌です。
S:これは雑誌です。
T:(雑誌を前の学生の席に置いて)それは雑誌です。
S:それは雑誌です。
T:(黒板に雑誌をたてかけて、学生側によって)あれは雑誌です。
S:あれは雑誌です。
・物を入れ替えて最低7回ずつ代入練習をします。。
・もし「これ・それ・あれ」 の使い分けを忘れている学生がいたらもう一度説明しましょう。
これ・・・自分の近くにあるものを指す
それ・・・相手の近くにあるものを指す
あれ・・・私からも相手からも離れたところにあるものを指す
- B-1(絵を拡大して全員で口頭練習します。)
これは〜ですか。-はい/いいえ
T:(本を持ちながら)これは本ですか。
S:はい、それは本です。
T:(本を持ちながら)これは辞書ですか。
S:いいえ、それは辞書じゃありません。本です。
T:(手帳を持ちながら)これは手帳ですか。
S:はい、それは手帳です。
T:(手帳を持ちながら)これはノートですか。
S:いいえ、それはノートじゃありません。手帳です。
(ものを入れ替えて同じ練習を全体で続けます。)
- B-2(絵を拡大して全員で口頭練習します。)
これは何ですか。ー〇〇です。
T:(物カードを「?」で隠して)これは・・・わかりません。これは何ですか。
S:これは何ですか。
T:(「?」を取って)本です。
S:本です。
L2で導入した新出語彙の物の絵カードを全てはって練習していきます。
教師ははてな棒を持って指示し、質問も答えも全て学生に言わせます。
T:(物カードをはてな棒で隠す。)
S:これは何ですか。
T:(はてな棒を外す。)
S:新聞です。
T:(物カードをはてな棒で隠す。)
S:これは何ですか。
T:(はてな棒を外す。)
S:かさです。
- B-3(全員で口頭練習します。)
- C-1
Aですか、Bですか。
T:(シャープペンシルを持って)これはペンですか、シャープペンシルですか。
S:シャープペンシルです。
T:(本を持って)これは本ですか、辞書ですか。
S:本です。
T:(黒板に「ら」と書いて)これは「ら」ですか「5」ですか。
S:「ら」です・
T:(黒板に「3000」と書いて)これは「さんせん」ですか、「さんぜん」ですか。
S:「さんぜんです。」
ここから疑問文も学生に言わせます。
T:(黒板に「ワ」と書いて)「フ?」「ワ?」(といって「?」を見せる。)
S:これは「フ」ですか、「ワ」ですか。
T:(「A」棒を見せる。)
S:「ワ」です。
T:(黒板に「7」と書いて)「しち」「ひち」(といって「?」を見せる。)
S:これは「しち」ですか、「ひち」ですか。
T:(「A」棒を見せる。)
S:「しち」です。
初級会話で勉強した数字、ひらがななどで同じ練習をしばらくします。
- B-4(答えを黒板に書いておき、Tはキーワードだけ言って全員に変換練習をさせます。)
そうです。/そうじゃありません。/違います。
(練習にはありませんが、紹介だけします。)
T:(「本」を持って)これは本ですか。
S:はい、それは本です。
T:いいです。もう一つ言い方があります。「はい、そうです。」
S:はい、そうです。
T:(「雑誌」を持って)これは雑誌ですか。
S:いいえ、それは雑誌じゃありません。
T:いいです。もう一つ言い方があります。「いいえ、そうじゃありません。」
S:いいえ、そうじゃありません。
T:もう一つ言い方があります。「いいえ、違います。」
S:いいえ、違います。
<なんの<もの>ですか。
T:これは何ですか。
S:雑誌です。
T:(車の部分を指して)これは何ですか。
S:車です。
T:そうですね。車の雑誌です。
S:車の雑誌です。
T:これは何ですか。
S:本です。
T:「みんなの日本語」日本語ですね。日本語の本です。
S:日本語の本です。
T:(付属CDを取り出して)これは?
S:日本語のCDです。
T:これは?
S:犬の雑誌です。
T:これは?
S:魚の雑誌です。
T:これは?
S:カメラの雑誌です。
T:これは?
S:映画の雑誌です。
T:これは何ですか。
S:英語の辞書です。
何の雑誌ですか
T:(実物の雑誌の上に?マークをおいて・・)
雑誌です。カメラのですか。車のですか。
何の雑誌ですか。
S:何の雑誌ですか。
T:(?)マークをとって
T:車の雑誌です。
S:車の雑誌です。
他の写真でも同様に「何の〇〇ですか。」「〜の〇〇です。」という練習をします。
- B-5(絵を拡大して全員で口頭練習します。)
- C-2
誰の<もの>ですか。
〜さんの<もの>
〜さんのものカードで練習します。
T:「さとうさんの靴」
T:「おうさんの鍵」
T:「リンさんの時計」
T:「クマルさんのネクタイ」
T:イーさんのかばん」
誰の<もの>ですか。
T:(さとうさんの部分を隠して)
さとうさんのですか、イーさんのですか
誰の靴ですか。
S:誰の靴ですか。
T:(さとうさんの部分を見せて)
さとうさんの靴です。
S:さとうさんの靴です。(他のカードでも同様に練習します。)
回答省略ヴァージョンも復習します
T:こたえますは、「さとうさんの」だけでもいいですね。
誰の靴ですか。
S:さとうさんのです。
T:誰のネクタイですか。
S:クマルさんのです。
他の絵カードでも同じ練習をしします。
B-6(絵を拡大して全員で口頭練習します。)
これは<人>のですか。ーはい/いいえ
T:(靴を示しながら)これは佐藤さんの靴ですか。
S:はい、佐藤さんの靴です。
Q:これは佐藤さんの靴ですかですか。
A:はい、佐藤さんの靴です。
T:OKです。でもこれもいいです。(板書したQAの「靴」を決して)
これは佐藤さんのですか。
S:これは佐藤さんのですか。
T:はい、佐藤さんのです。
S:はい、佐藤さんのです。
T:これはおうさんのですか。
S:これはおうさんのですか。
T:はい、おうさんのです
S:はい、おうさんのです。
T:これは田中さんのですか。
S:いいえ、田中さんじゃありません。
T:いいえ、田中さんのじゃありません。
S:いいえ、田中さんのじゃありません。
- 他の〜さんのものカードでも練習します。
- B-7
この/その/あの〜
T:(別のシャープペンシルを取って)このシャープペンシルは?
T:この靴は誰のですか。
S:佐藤さんのです。(他のカードでも練習します。)
- B-8
- C-3