みんなの日本語45課では「場合」と「のに」を勉強します。「場合」は23課「とき」の復習をしてから、「のに」は39課の「ので」の復習の後に導入するといいです!新出動詞の「信じます」は2グループであることも語彙導入時に説明してください。
「みんなの日本語」23課の「とき」の復習
接続も意味も似ている23課の文型「とき」を復習して、スムーズに「場合」を理解できるようにします。
名詞
T:23課で「とき」を勉強しましたね。少し復習しましょう。例えば、18歳です・大学に入りました
S:18歳のとき、大学に入りました
T:子供です・よく弟と喧嘩しました
S:子供のとき、よく弟と喧嘩しました
T:病気です・何も食べません
S:病気のとき、何も食べません
い形容詞
T:部屋が暑いです・冷房をつけます
S:部屋が暑いとき、冷房をつけます
T:寒いです・暖房をつけます
S:寒いとき、暖房をつけます
な形容詞
T:仕事が大変です・あまり寝られません
S:仕事が大変なとき、あまり寝られません
動詞(辞書形/た形)
T:ご飯を食べます・「いただきます」と言います
S:ご飯を食べるとき、「いただきます」と言います
T:ご飯を食べました・「ごちそうさま」と言います
S:ご飯を食べたとき、「ごちそうさま」と言います
T:辞書形はこれからするとき使います。た形はそのことが終わったとき使いますね
S:はい
名詞の/い形/な形な+場合は、【想定と対処】
「場合」と「とき」の違い
- とき:良い場面、悪い場面、過去、未来などいろいろな範囲で使用できる。実際にあったことでも想定のことでも使える。
- 場合:起こりうることを想定する場面で使用する。好ましくない想定に使うことが多い。実際にあったことには使えない。(×昨日地震が起きた場合は、会社にいました)
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