2018年12月21日は「日本語教育能力検定試験」合否結果発送の日です。

Japanese Culture
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CHIYO
この記事は日本語教育能力検定試験に2019年にチャレンジする方へ向けて書いています。私の意見としては、試験はなるべく労力を割かずささっと合格して、実際の授業の方の準備に時間をかけてほしい、です。効率よく勉強できるおすすめ講座も紹介します。

さて、10月下旬に行われた日本語教育能力検定試験の結果がそろそろ出るようです。

結果通知の封筒を開けるときのドキドキ・・・まさに青春ですね!無事合格できた方、本当におめでとうございます!より一層自信を持って授業を楽しんでください。

そして、残念ながらそうじゃなかった方、本当にお疲れ様でした。忙しい中勉強したのに・・・と言う気持ちでいっぱいでしょうか。平均合格率23%と言う難しめの試験なので運や当日の体調なども影響してきますし、仕方がないです。

日本語教育能力検定試験、合格したからといっていい授業ができるわけではありません。それはすでに現場に立っている先生はみんな知っている事実です。

いい授業をするためには①教案を一生懸命書き上げる②授業をしてみて学生の反応を見る。③教案を改善する。④改善した教案で授業をしてまた学生の様子を見る。といった作業を繰り返していくしかないです。そして教案は、学生数、学生の出身国、学力レベル、学生の年齢によって調整していくので、永遠に完成することはありません。その終わりのない探求が楽しいなあと思う人は日本語教師に向いています。

経験を積んだ後で最初に書いた教案を見ると、その内容のひどさに呆れてしまいます(笑)でもその気づきが教師として成長した証なんですよね。

もう一つ。よく養成講座は実習の授業が含まれているから実践力がつく!などと言われていますが、正直あんな回数では全然足りません。全くのゼロ経験よりはましですが、養成講座受講者は学生ではなくお客様として扱われるので、講師側もあまり厳しくできない場合が多いです(時々厳しい先生もいます)。実践力は実際にお給料をもらって試行錯誤して授業をしていけば必ずつきます。養成講座のいいところは周りに仲間がいて励ましあったり生の情報交換ができるところだと思います。私も最初に就職した語学学校は養成講座仲間を通して知りました。実習は楽しかったし、それはいい思い出です。

すみません、脱線してしまいましたが、とはいいながらも日本語教育能力検定試験の合格者は就職や給与面で優遇されているのが現状です。難しい試験に合格したと言うことで「努力できる人、優秀な人、真剣に日本語教育に携わりたいと考えている人」と言う証明になるからでしょう。資格はないよりはあった方がいいです。



独学の方法は前回書いた通りです。私と同じような方法で結果が出なかった人は効率よく勉強できる「日本語教育能力検定試験合格パック2019」などでもう一回挑戦してみるのがいいと思います。来年は合格しましょう。

早めの対策で余裕を持って勉強するのがオススメです。養成講座と違い、通わなくでいいので空いた時間に好きな場所で学習することができます。

早めに申し込めば、合格保証制度も適用されるなどとめちゃくちゃ手厚いです。

長々と書いてしまいました。今日も日本語教育の発展を心から願っています。寒いのでお体に気をつけて過ごしてくださいね。

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