寒い日の朝ごはん【甘酒の簡単な作り方】

Foodie
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甘酒、好きですか。私は小学生のころ伊勢神宮の境内で初めて飲んで以来、冬の大好きな飲み物になりました。初詣は半分甘酒目当てで行っていたようなものです。甘酒はアルコールが入っていないので、小さな子供でも飲めます。

健康・美容にいいことから近年ぐんと飲まれるようになったように思います。ビタミンやミネラル、アミノ酸がたっぷり入っていて体にいいそうです。私はよく飲んでいますが、冷え性改善の効果をはっきり感じますよ。この時期は乾燥と寒さで体調を崩しやすいのでやすいので、きちんと体にいいものを食べてから出かけるようにしています。

カロリーがそんなにないのにお腹がいっぱいになるので、うまく取り入れればダイエットにも役立つはず。(私のようにたくさん飲んでは意味がないですが・・・)

最近のブームのおかげでスーパーで紙パックやペットボトル入りのものが手軽に売られるようになってますが、正直安い甘酒は微妙な味だし、高い甘酒はおいしいけど量が少ないんですよね。おいしいものをお腹いっぱい食べたい私は断然手作り派です。

そこで今日は、私がいつも行なっている炊飯器で甘酒を作る方法を紹介します。(基本はこの「みやここうじ」の裏に書いてある通りに作るだけです。)

以前友達につくり方を説明したところ「失敗したよ〜」と言われたので、もう一度ポイントを押さえながら写真付きで説明したいと思います。

準備するもの

めちゃくちゃシンプルです。温度計はなくてもできますよ。ヨーグルトメーカーで温める(発酵させる)方法もあるそうですが、炊飯器で十分です。

お米一合をおかゆモードで炊きます

お米を洗って、おかゆモードに水を合わせて炊きます。

できましたた。トロトロになっています。

【ポイント】60度まで冷まします

これが一番重要です。できたてのおかゆは90度以上あるのでそのまま入れるとこうじ菌が死滅します。必ず60度ぐらいまで冷ましてください。

炊きたてのおかゆを測ってみました。湯気でぼやけていますがうっすら90度の字が見えます。

お釜を炊飯器から取り外して、清潔なスプーンで回しながら冷まします。

10分ほど混ぜながら待つと、63度まで下がりました。これでこうじ菌も住みやすい環境になっています。温度計がない場合は念の為15分ほど待ってください。

こうじを入れます!

板状に固まっているので袋の上から揉んでよくほぐしておきましょう。

ほぐせたらパラパラと全部入れます。

清潔なスプーンでよく混ぜます。半透明なおかゆに白いこうじ菌が混じっているのが見えますね。

炊飯器の蓋を開けたまま、清潔なタオルをかぶせて保温モードにして一晩待ちます(8〜10時間ぐらい)間違って炊飯しないように気をつけてください!ふたを開けてくださいね!発酵している間炊飯器は使えないので夜の間に仕込むのがオススメです。

無事に出来上がりました

9時間後の様子です。お米が糖化して色が少し黄色くなりました。いい匂いがします。お砂糖を加えていないのに激甘です。ふんわり甘い匂いがします。粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存してください。

冷蔵庫で一週間、冷凍庫で一ヶ月持つそうです。

体がポカポカする飲み物です。

今日はせっかくなので出来立てを飲みましょう。原液は甘みが強いので少し水を加えてから鍋で温めるか、電子レンジでチンします。しょうがを加えてもいいですね。無調整豆乳と割るともっと美容にいい飲み物になります。

これ、おしゃれな湯呑みに入れると雰囲気が出るんですが、我が家にはないのでいつものライオンマグカップでいただきます。優しい甘さで幸せになりました。それでは良い土曜日をお過ごしください。

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