JLPT対策・N4文法を始めます。40回目は確定条件「たら」の文型の導入の仕方と例文を紹介します。
<動詞た形>ら、〜【確定条件】
「AたらB」は「AになったあとでB」という意味です。仮定の「たら」と違い、これからそうなることがわかっていることに使います。
「たら」と似ている表現との比較
- 「たら」と「と(23課)」・・・「と」はいつもあること(連続して起こること)に使うのに対し「たら」は仮定の意味が出ます。「たら」の方が使用範囲が広いです。
例) ⭕️駅に着いたら、連絡してください。 ✖️駅に着くと、連絡してください
- 「たら」と「てから(16課)」・・・「てから」は過去のこともいうことができます。
例) ⭕️駅に着いてから、コーヒーを飲みました。 ✖️駅に着いたら、コーヒーを飲みました。
「たら」の導入
T:皆さんは何時に授業が終わりますか
S:5時に終わります
T:その後何をしますか
S:うちへ帰ります
T:授業が終わったら、うちへ帰ります
例文
- 今日は金曜日です。仕事が終わったら、ビールを飲みます。
- 駅に着いたら、電話してください。車で迎えに行きますから。
- 太郎、ゲームをやめなさい。いつになったら宿題をするの。
- わかったよお母さん。このバトルが終わったら、宿題する。
- 30歳になったら、今の仕事をやめて自分の会社を作りたいです。
- 65歳で退職したら、夫とハワイに住む予定です。
- 日本では大学を出たら、すぐに働く人が多いです。