
<使役動詞のて形>もらいたい・いただきたい・ほしい
- みんなの日本語48課の使役動詞の復習をします。許可の使役をメインに復習します。
自動詞
T:私はアメリカへ留学したいです。父に相談します
私:お父さん、アメリカへ留学しようと思っているんだけど・・・
父:心配だ・・・でもこの子のためだ。わかった。行ってこい・・
T:父は?
S:父は私をアメリカへ留学させました
T:田中さんはお腹が痛くなりました。部長に相談します
田中:部長お腹が痛くて頭も痛いんです。まだ仕事があるんですが、帰ってもいいですか
部長:それは大変です。帰ってください
T:田中さんは早退しました。部長は?
S:部長は田中さんを早退させました
他動詞
T:子どもは棚に置いてあるケーキを見つけました
子ども:お母さん、このケーキ美味しそう!食べてもいい?
母:わかったわ・・
T:子どもはケーキを食べました。母は?
S:母はこどもにケーキを食べさせました
T:ケンくんは大学生です。趣味は料理です
ケンくん:お父さん、相談があるんだけど、大学をやめてもいい
父:仕方がないな・・わかった
T:お父さんは?
S:お父さんはケンくんに大学をやめさせました
- 「Aさせてもらいたい・いただきたい・ほしい」は、自分が何かしたくて、他の人に何かして欲しかったり、許可をもらう時に使います。
- 一番丁寧なのは「させていただきたい」、次が「させてもらいたい」、最後が「させてほしい」です。
- 使役のお願いは、誰がその動作をするのか確認しながら教えます。
- 否定の文は「させないで+もらいたい・いただきたい・ほしい」となります。
例文
もらいたい
リーさん、悪いけどさ、宿題忘れたからコピーさせてもらいたいんだ・・。
風邪をひいてしまった。誰かにご飯を食べさせてもらいたいなあ。
いただきたい
田中さんは気分が悪いです。帰りたいです。課長に許可をもらいます。気分が悪いので、帰らせていただきたいのですが・・・。
太郎くんはテスト中にお腹が痛くなってしまいました。先生に許可をもらいます。お腹が痛いので、トイレへ行かせていただきたんですが。
ミラーさんは仕事に失敗してしまいました。もう一度したいです。部長にお願いします。次は成功するので、もう一度この仕事をさせていただきたいです。
ほしい
メアリーさんは田中さんに結婚してくださいと言われました。でもすぐに答えられません。考えたいです。大切なことなので、少し考えさせてほしいです。
彼女は僕と付き合う気がないのに、いつも優しく笑ってくれる。期待させないでほしいよ。