JLPT対策・N3文法を始めます。53回目はAもBも両方という意味の「<名詞>も〜ば(なら)、<名詞>も〜」という文型について学びます。
<名詞>も〜*ば(なら)、<名詞>も〜
接続の種類
- 動詞条件形(ば形)
- い形容詞ければ/くなければ
- な形容詞なら
- 名詞なら
動詞ば形とは?動詞の条件形の肯定と否定の形を合わせた形の総称です。基本の条件形はみんなの日本語35課で勉強しました。
- G1:行きます:行けば/行かなければ
- G2:食べます:食べれば/食べなければ
- G3:します:すれば/しなければ(きます:これば/こなければ)
「AもBば(なら)、CもD」は「AもBだ。CもDだ。」という意味です。
例文
会社の経営は調子がいい時もあれば、悪い時もある。
日本人はクリスマスも祝えば、神社や寺にもいく。不思議な国だ。
田中さんは頭もよければ、性格も優しいので、クラスのみんなに人気がある。
都会は物価が高ければ、家も狭い。全く住みたいと思わないよ。
祖母は90歳になるが、体も健康なら、お喋りも止まらない。
彼と別れるなんて考えたこともなければ、口にしたこともないよ。
妹は好き嫌いが多い。肉もだめなら魚も苦手だそうだ。
先週は台風なら、今週は大雨か・・・。なかなか外に遊びに行けないなあ。