JLPT対策・N3文法を始めます。13回目は「その代償に」という意味の「<普通形>かわりに、〜」という文型とその例文を紹介します。
<普通形*>かわりに、〜
*接続について
- 普通形ですが、な形容詞は「な/である/だった+かわりに」となります。名詞は「である/だった+かわりに」と接続します。
「Aかわりに、B」は「Aといういい面(悪い面)がある、一方で、Bという悪い面(いい面)もある。」「Aと引き換えに、Bをする。」「Aしてもらう。そのお礼にBしてあげる」「Aしてあげる。そのお礼にBしてもらう。」という意味です。
例文
- 正社員は給料が安定しているかわりに、自由が少なく、転勤なども多い。
- ジョンさんに空いている部屋を無料で貸すかわりに、英語を教えてもらっている。、
- 父はお酒を全く飲まないかわりに、ご飯は人の倍食べる。
- 土地を売ったかわりに、大金を手にすることができた。
- ABCホテルは安いかわりに、朝食サービスやお風呂などはついていない。
- このダイエットは運動せず、好きなものが食べられます。その代わり、夜6時以降は何も食べてはいけません。
- 明日のバイト代わってくれたら、かわりに、晩御飯おごるよ。
【参考】類似文型