【N2文法】<名詞>において(は)、〜。/<名詞>における<名詞>

Japanese Lesson
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CHIYO
JLPT対策・N2文法編です。123回目は「〜で」という意味の「<名詞>において(は)、〜。/<名詞>における<名詞>」という文型とその例文を紹介します。

<名詞>において(は)、〜。/<名詞>における<名詞>

「おいて」の辞書形は「おく」ですがこの文型では「おける」となります。もし学生に聞かれたら、昔の日本語の文型の影響だと言っておきましょう。
  • 「Aにおいて」は「〜で」という意味です。Aには場所、状況、時間などを表す言葉がはいります。
  • 「Aにおいては」は「Aでは」、「Aにおける<名詞>」は「Aでの<名詞>」という意味です。書き言葉で、論文などでもよく用いられます。
  • <時間>において、と言う場合の時間はある程度長い時間にしか使えません。(「人生」、「時代」、など)
  • 導入は「〜において」から始めるとスムーズです。(場所の「で」と置き換えて説明できるので)

例文

【Aにおいて】

  • 今日の会議は3階の会議室において行います。
  • スマートフォンは現代の人々の生活において、不可欠なものになっている。
  • この時の事故において、多数の人が大きな怪我をした。
  • インターネット技術が発達していなかった時代において、電話は重要な役割を果たしていた。

【Aにおける<名詞>】

  • この王は歴史上における重要な人物だ。
  • 国会における彼の発言が日本中で問題になった。

【参考】類似文型

 

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