「ものだ」(一般常識)の説明
T:赤ちゃんです。すぐ泣きます。皆さんの国ではどうですか
S:同じです
T:そうですね。みんな同じです。普通です。赤ちゃんは泣くものだ。
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T:子どもはよく遊びます。大きい声を出します。子どもは元気です。皆さんの国の子どもはどうですか
S:元気です
T:子どもは元気です。普通です。子どもは元気なものだ。
ここは注意、アドバイスの意味で教えるので、「ものだ」の前の品詞は「動詞の辞書形とない形」に限定します。
知識として知っておこう
社員:遅れてすみません。
課長:どうしたんだ。みんな心配していたよ。
社員:電車に乗り間違えてしまったんです。
課長:分かった。でも、遅れるときは連絡するものだよ。
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女の人A:今度の結婚式、この服着て行こうかな。
女の人B:え?結婚式で白い服を着るのは花嫁さんだけだよ。
女の人A:そうなの?私の国では普通だよ。
女の人B:日本では、参加する人は白い服を着ないものなんですよ。
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T:ご飯を食べる前は?
S:「いただきます」というものです。/手を洗うものです。/お菓子を食べないものです。
T:ご飯を食べた後は?
S:「ご馳走さま」というものです。/歯を磨くものです。
T:友達の家に遊びに行くときは?
S:お土産を持っていくものです。/時間を守るものです。
→ずいぶん:思っていた以上に程度や量が多い
A:もう12月だね。今年が終わっちゃうよ、
B:本当だね。時間が過ぎるのは速いものだね。
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A:昨日髪が一本白くなってたんだ。
B:私なんてよく見つけるよ。年を取るのは嫌なものだなあ。
A:Bさんのお子さんももうすぐ大学卒業ですね!
B:はい、この前小学校に入ったばかりだと思っていたのに・・・
A:子どもはすぐに大きくなるものですね。
A:中国語を勉強し始めたんですが、難しいですね。
B:新しい言葉は毎日練習しても、なかなか覚えられないものですよ。
A:この町に住んでいたのはいつ頃ですか。
B:10年以上も前ですよ。この町もずいぶん変わったものですね。