JLPT対策・N2文法編です。19回目は範囲の限界を表す「<動詞辞書形/て形いる/名詞の>限り〜」という文型とその例文を紹介します。
<動詞辞書形/て形いる/名詞の>限り〜
限り:「かぎり」と読みます。
「AかぎりB」は「Aの間は、ずっと・全部Bだ。」「Aが限界・いっぱいになるまで、Bだ。」という意味です。
「限り」には色々な意味があります。ここでは「限界=ぎりぎりの範囲」を表す「限り」を紹介します。
例文
- 健康のために、できる限りバランスがいい食事を摂るようにしている。
- 彼女は私の知っている限りでは、約束を忘れるような人ではないですよ。
- 私が覚えている限りでは、最後に彼に会ったのは2年前だったと思います。
- 選手代表は「正々堂々、力の限り戦います。」とみんなの前で誓った。
- 短い人生ですから、命の限りチャレンジしていきたいです。
- アイドルがステージに登場し、大勢のファンが声の限り叫んだ。
- マスコミは逆転ゴールを決めた選手を言葉の限り賞賛した。
【参考】類似表現
- 「とても〜だ」という評価・感想の意味の「限り」