N1の文法11回目です。範囲を表す「〜と いう/いった ところだ」という文型の意味と例文を紹介します。
<動詞辞書形/名詞> といったところだ
「Aといったところだ」は、「だいたいAという程度/状況/内容だ」という意味です。Aが数量を表す語である場合は「程度は最高でもAで、あまり高くない(多くない)」という意味になります。
- 数量はあまり多くない数字や少なくないことを表す言葉がきます。
- 話し言葉で「ってところだ」という言い方もあります。
例文
- 家族だけで式を行う予定なので、招待客は多くて20人といったところです。
- 今年の夏のボーナスは手取りで40万といったところだろう。
- シンガポールは東京ほど暑くありません。8月の気温は32、3度といったところです。
- ゴールデンウィークは人が多いので旅行はしません。せいぜいレストランで食事するというところです。
- A:試験どうだった?ーB:良くても合格点ギリギリというところだよ。
- 私が自分で作れるのは、おにぎり、卵焼き、味噌汁といったところです。