N1の文法87回目です。強い心情を表す「 <動詞て形>やまない」という文型の意味と例文を紹介しています。
<動詞て形>やまない
- 「Aやまない」は「ずっとAている。」「心からAする。」「Aという気持ちをずっと強く持っている」という意味です。
- 心情を表し、それが一定期間続く動詞につきます。そのため使える動詞は限定されてきます。
- 一時的なことには使いません。
- 「やまない」は「止まない」からきています。
- 硬い言い方で、あらたまった場面で使います。
例文
- 仕事に満足する方法は、 その仕事を愛してやまないことです。
- 日本語教育こそが日本の未来を明るくすると信じてやみません。
- 事故にあった方々の一日でも早い回復を祈ってやまない。
- 両国の友好関係が末長く続くことを願ってやみません。
- 彼女はの女性たちが望んでやまないキャリアを積んできた女性の一人だ。
- 日本におけるIPS細胞研究の進展を期待してやまない。
- 尊敬してやまない先生が退職されるので、みんなで送別会を開くことにした。
- 敬愛してやまない山田監督の映画に出演させていただくことになりました。
- 永遠の若さは多くの人間が求めてやまないものだ。
【参照】類似する文型
- 〜てたまらない:「テーマ別 中級から学ぶ日本語<三訂版>」第5課「あきれる」(文型B)
- 〜てならない:「テーマ別 中級から学ぶ日本語<三訂版>」第18課「はなれる」(文型B)