【N1文法】 <動詞辞書形・名詞*>に(は)当たらない

N1文法
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CHIYO
N1の文法80回目です。主張・断定の意味を持つ「<動詞辞書形・名詞*>に(は)当たらない」という文型の意味と例文を紹介しています。

<動詞辞書形・名詞*>に(は)当たらない

*名詞は3グループ「〇〇する」の〇〇の部分が入ります。

「Aには当たらない」は「Aするほど大きな問題ではない。」「Aする価値はない。」という意味です。

  • 「当たる」は「それにふさわしい」という意味があります。
  • 相手を安心させたり、落ち着かせたい時に使います。そのため感情を表す動詞などとよく一緒に使います。
  • 丁寧な言い方は「Aには当たりません。」です。

例文

  • 彼が努力しているのを知っていたので、N1合格も驚くに当たらない。
  • 色々な選択肢がある時代なので、子供が学校に行きたがらなくても悲観するには当たらない。
  • 天気は変わりやすいので、予報が外れても責めるには当たらない。
  • 困った人を助けるのは普通のことですので、自分の行動は称賛には当たりません。
  • 寝不足でちょっと頭痛がするだけで、病気というには当たりません。
  • 新人がすぐに会社を辞めることは、非難するには当たりません。
  • 日本では麺類を音を立てて食べることは失礼に当たりません。
  • 彼がお金に困っているのはギャンブルにはまったからで同情には当たりません。
  • 納期には必ず間に合いますので、ご心配には当たりません
  • ファーストフード店で子どもが騒ぐのは普通のことで、迷惑には当たらないと思います。

【参照】類似する文型

【N1文法】<動詞辞書形>までもない

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