N1の文法123回目です。驚きの気持ちを表す「<名詞>にして」という文型の意味と例文を紹介しています。
<名詞>にして
「Aにして」は「Aで」「Aであって、しかも」という意味です。
- 慣用句的な言い方で、限られた言葉につきます。
例文
- 2年前祖母に病気が見つかったが、幸いにして手術が成功し今日も元気に生活している。
- 彼は生涯素晴らしい絵を描き続けたが、不幸にして生きている間に評価されることはなかった。
- 子どもの笑顔を見ると、仕事のストレスが一瞬にして吹き飛んでしまう。
- 学校で大きな問題が発生し、緊急にして教員全員が集められた。
- 大きな火事が起こり一晩にして、建物がなくなってしまった。
- その薬を飲んですぐ寝たら、一夜にして風邪が治りました。
参考
N1の学習におすすめの本・書籍
学習者向け・練習テキスト
新完全マスタ-文法日本語能力試験N1 /スリ-エ-ネットワ-ク/友松悦子
posted with カエレバ
講師向け・文型辞典
説明が丁寧で・例文豊富で難易度も適切なバランスのいい本です。例文にはふりがながありますので、学習者も使えます。
日本語表現文型辞典 “生きた”例文で学ぶ /アスク出版/アスク出版
posted with カエレバ