N1の文法111回目です。「＜動詞て形＞はばからない」という文型の意味と例文を紹介しています。
＜動詞て形＞はばからない
「はばからない」の辞書形「はばかる」は「遠慮する。」という意味があります。漢字では「憚る」と表記します。
- 「 Aてはばからない」は「遠慮しないで、堂々とAする。」「怖がらないで、大胆にAする。」「Aするのをなんとも思わない。」という意味です。
- 「普通遠慮するのに」という気持ちが入っています。
例文
- 田中さんは自分がクラスで一番頭がいいと言ってはばからない。
- その政治家は日本のアニメオタクであることを公言してはばからない。
- 最近のアイドルは「恋人がいる」と公言してはばからない。
- 部長は部下の功績を自分のものと嘘をついてはばからない。
- 言い訳が多い人はなんでも時代のせいにしてはばからない。
- 弟は少しテレビに映っただけなのに、有名人を気取ってはばからない。
- 彼女は彼の好きな部分をみんなに語ってはばからない。
- 彼は利益のためなら周りの人を犠牲にしてはばからない人だ。
- あの親は自分の子どもが天才だと断言してはばからない。
- 佐藤さんは仕事はよくできるが、他人に不機嫌な態度をとってはばからないので嫌われている。
- 彼は実家がお金持ちなことを自慢してはばからない。
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