(詳しく説明する語彙)
「そうしたいと思うが、その手段・方法がなくてできない」という意味です。
A:先日パーティーで素敵な人がいました。
B:へえ、その後会ったりしたんですか?
A:実は、彼の名前も会社も分からないので、連絡の取りようがありません。
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A:先生、作文を書いたので、チェックしていただけませんか。
B:いいですよ。(読んでから)ちょっと意味がよくわかりませんね。こんなに間違いが多ければ、先生も直しようがありません。もう一度書いてください。
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A:なぜ日本語を勉強しようと思ったのですか。
B:何となくです。
→「なぜ日本語を勉強しようと思ったのですか」と聞かれても、「何となく」としか答えようがない。
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A:ちょっと遅れるから、先に李さんと店に入っててよ。
B:えっ、Aさんが通訳してないと、困るよ。
→私は中国語が全然話せないので、リーさんと話のしようがありません。
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A:夏休みは富士山に登ったんですよ。
B:すごいですね。どうでしたか。
A:朝日が昇ったときの景色は例えようもないほどきれいでした。
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A:田中さん、会社を辞めるんでしょう。止めなかったんですか?!
B:自分で会社を始めるそうですよ。ちゃんとした理由で会社やめると決めた人には、もう止めようがありません。
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例)×私にとって納豆は嫌いです。→私は納豆が嫌いです。
A:仕事は大変だよねえ。早くやめたい
B:そうですか。私はこの仕事が好きですよ。
→他の人には仕事は嫌なことかもしれませんが、私にとっては日本語を教えるのはとても楽しい時間です。
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(一般的)
A:おじいさんに電話したほうがいいよ。
B:ええ?話すことないよ。
A:一人暮らしのお年寄りにとって、孫からの電話は嬉しいものです。
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A:どうしてこの場所に引っ越したんですか。
B:近くに24時間スーパーがあるんですよ。
A:Bさんは遅くまでアルバイトをしていますからね。
B:夜遅くまで働く留学生にとって、24時間スーパーは不可欠なものですよ。
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A:私の国では安い給料で大勢の外国人を働かせていることが問題になっているんです。
B:ああ。それは今の日本にとっても深刻な問題ですよ。
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A:最近はどの冷蔵庫にも「エコマーク」がついているね。
B:ええ。環境に悪い製品なんて、とても売れません。家電メーカーにとって、環境に優しい製品を考えるのは重要なことです。
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A:スマホが使えるようになってから、電車の乗り換えが楽になりましたね。
B:ええ。でもまだローマ字がない案内板も多いですよ。駅名を読むのも、観光客にとっては大変なことなのです。
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※「<動詞、い形容詞、な形容詞>の普通形+ものだ」 も使えます
常識・感嘆の「ものだ」の復習をします(中級から学ぶ日本語5課)
遅れるときは連絡するものだ。
日本では、参加する人は白い服を着ないものです。
初めてスキーをしました。ずいぶん楽しいものですね。
〜導入〜
個人的に懐かしい
リーさんは10年ぶりに卒業した大学へ遊びに来ました。大学の近くを散歩しています。うわあ・・・新しいビルがたくさんあるなあ。すっかり僕の知らない町になった。あ、あのラーメン屋、まだある。懐かしい。
→大学生の頃、よくあの店のラーメンを食べたものだ。
あ、あの居酒屋もまだ残ってる。
→テストが終わったら、よくあの店で朝まで友達と飲んだものだ。
お酒を飲みすぎて、よく授業に遅刻したなあ・・・
→大事な試験の日に遅刻したときは、怖い先生に叱られたものだ。
社会的
孫:ちょっと待って、今スマホで調べてみるね。
おじいさん:便利になったね。
→インターネットがなかったころは、よく図書館へ行って資料を探したものだ。
孫:アメリカの友達からメールだ。ちょっと待って、返事を書くから。
おじいさん:便利だねえ。
→メールがなかった頃は、よく遠くの人に手紙を書いたものだ。
こども:今度韓国へ行くんだ。LCCのセールで5000円だったよ。
おばあさん:ずいぶん安いねえ。
→安い飛行機がなかった頃は、船で旅行したものだ。
発見の「たら」の復習をしましょう。(新日本語の中級第8課)
リーさんという学生がクラスに来ました。とても怖そうな人です。
A:よ、よろしくね。
リーさん:よろしくお願いします。新クラスは緊張します。あ、よかったらこのお菓子どうぞ!
→(彼は怖そうに見えるが)話してみたところ、思っていたほど悪い人じゃないということがわかった。
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客:すみません、ケータイが壊れてしまったんです。
店員:落としましたか。
客:はい。水の中に落としてしまったんです。
客:そうですか。修理は2週間ぐらいかかります。それから、修理代は高いので新しいケータイを買う方が安いですよ。
→ケータイが壊れたので、修理の相談をしたところ、修理は2週間かかる/新しいケータイを買った方が安いということでした。
(その後)
新しいケータイを買いました。機能が多くなって、使いやすいです。
→新しいケータイを使ってみたところ、とても使いやすかった。
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基本的な使役受身の文
迷惑受身の文を復習します(みんなの日本語37課)
使役受身の導入
T:部長は私を出張させました。私は部長に出張させられました。
T:母は私を歯医者へ行かせました。私は母に歯医者へ行かせられました。
T:父は私に野菜を食べさせました。私は父に野菜を食べさせられました。
T:課長は私にレポートを書かせました。私は課長にレポートを書かせられました。
A:どうしてあの会社を辞めたの?
B:毎日遅くまで残業させられるから、嫌になって辞めたんだ。
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A:退院おめでとう!
B:ありがとう。入院中は薬をたくさん飲ませられたり、嫌いな野菜を食べさせられたり、大変だったよ。
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A:ちょっと、話があるんだけど。
B:急にどうしたの?
A:私だけ子どもの世話をされられるのは、我慢できないわ。
B:ごめん、僕もこれから一緒にするね。
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息子:授業中はパソコンで先生の話をメモしている人も多いよ。
父:最近は便利だね。私が学生の頃は、みんなノートに一生懸命メモしたものだ。
感情を表す動詞を復習します
驚く、びっくりする、がっかりする、泣く、笑う、考える、悩む
感情を表す動詞の使役受身形を確認しておきます
驚かせられる、びっくりさせられる、がっかりさせられる、泣かせられる、笑わせられる、考えさせられる、悩ませられる
T:父は北海道へ出張に行きました。ニュースを見ています。北海道に台風が来ています・・・!心配です。ニュースを見て心配させられました
S:ニュースを見て心配させられました
T:かっこいい彼ができました。初めて彼の部屋へ行きました。部屋が汚いです!!びっくりしました。彼の汚い部屋を見て、びっくりさせられました
S:彼の汚い部屋を見て、びっくりさせられました
T:昔の写真を見ました。今と違います。がっかりさせられました
S:昔の写真を見て、がっかりさせられました
T:この人と結婚して幸せになれるのかと考えさせられました
S:この人と結婚して幸せになれるのかと考えさせられました
練習