使いましょう
A:せっかく〜
せっかく<動詞/い形/な形/名詞>の普通形+のに/ので、〜。
T:田中さんはテストのために遊ばないで一生懸命勉強しました。大変でした。でもテストの日風邪で学校へ行けませんでした。無駄になりました。残念です。
→せっかく勉強したのに、風邪で学校へ行けませんでした。(苦労)
T:ダイエットと貯金のために毎日お弁当を持ってくることにしました。いつもより30分早く起きて、作りました。でも・・・学校に持ってくるのを忘れました。
→せっかく朝早く起きてお弁当を作ったのに、学校に持ってくるのを忘れてしまった。(苦労)
T:彼に誕生日プレゼントをもらいました。ずっと欲しかったプラダの財布です。嬉しい!あれ・・・失くしました!彼に謝ります。失くしてしまってごめんなさい。
→せっかくの誕生日プレゼントだったのに、失くしてしまってごめんなさい。(貴重)
- 使いましょうA-123
せっかく〜から、〜。/せっかくの<名詞>〜。
T:メアリーさんとジョンさんは結婚して、マンションを買いました。新婚旅行で日本旅行に来ました。「晩御飯何にしよう」「お金もないからマクドナルドにしようよ」「え?それはちょっと・・・」
→せっかく日本へ来たから、おいしい寿司を食べに行こう。
→せっかくの新婚旅行だから、貯金のことは忘れよう。
せっかくですが、〜
相手の親切には感謝しているが、断りたい場合に使います。
A:今晩ビールを飲まない?おごるよ!
B:せっかくですが、今晩はもう予定があるんです・・・
作文
せっかく旅行へ行ったのに_________________。
せっかくの誕生日だから、_________________。
使いましょうA-45
B:どうしても<動詞意向形>+ようとしない。
意向形の復習をします(みんなの日本語31課)
1グループ
うたいますおう
かきますこう
およぎますごう
はなしますそう
まちますとう
あそびますぼう
よみますもう
とりますろう
2グループ
たべます→たべますよう
見ます→みますよう
います→いますよう
浴びます→浴びますよう
借ります→借りますよう
3グループ
します→しますしよう
勉強します→勉強しますしよう
きます→きますこよう
持ってきます→持ってきますこよう
<意向形>とする/しない の練習をします
お年寄りがいたのに立とうともしない(中級から学ぶ日本語4課本文)
姉は欲しいものがあるとすぐ買おうとする
田中さんは12時になるとすぐご飯を食べようとする
例文(導入)
母:明日はテストでしょう?
息子:だから何?面倒だよ。
母:勉強するなら、お菓子を買ってきてあげるよ
息子:いらないよ。
母:いい点だったら、欲しがっていたゲームを買ってもいいわ。
息子:いらないよ。自分で買うし。
→明日はテストなのに、息子はどうしても勉強しようとしない。
***
彼女:きのう一緒に歩いていたのは誰?
彼:え?ああ、いとこだよ。
彼女:嘘でしょう?ひどい!
彼:本当だよ!僕の目を見て。信じて。
→彼女はどうしても彼の話を信じようとしない。
**
佐藤:気分が悪そうだね。帰ったほうがいいよ。
田中:これ明日使う資料だから・・・ゴホッ。
佐藤:私がやりますから、大丈夫ですよ。
田中:これは私しかできないんです・・・
→気分が悪そうなのに、田中さんはどうしても家へ帰ろうとしなかった。
- 使いましょうB
- 聴解IABC
C:<動詞た形※>ものだ
※「<動詞、い形容詞、な形容詞>の普通形+ものだ」 も使えます
常識・感嘆の「ものだ」の復習をします(中級から学ぶ日本語5課)
遅れるときは連絡するものだ。
日本では、参加する人は白い服を着ないものです。
初めてスキーをしました。ずいぶん楽しいものですね。
〜導入〜
個人的に懐かしい
リーさんは10年ぶりに卒業した大学へ遊びに来ました。大学の近くを散歩しています。うわあ・・・新しいビルがたくさんあるなあ。すっかり僕の知らない町になった。あ、あのラーメン屋、まだある。懐かしい。
→大学生の頃、よくあの店のラーメンを食べたものだ。
あ、あの居酒屋もまだ残ってる。
→テストが終わったら、よくあの店で朝まで友達と飲んだものだ。
社会的
孫:ちょっと待って、今スマホで調べてみるね。
おじいさん:便利になったね。
→インターネットがなかったころは、よく図書館へ行って資料を探したものだ。
孫:アメリカの友達からメールだ。ちょっと待って、返事を書くから。
おじいさん:便利だねえ。
→メールがなかった頃は、よく遠くの人に手紙を書いたものだ。
こども:今度韓国へ行くんだ。LCCのセールで5000円だったよ。
おばあさん:ずいぶん安いねえ。
→安い飛行機がなかった頃は、船で旅行したものだ。
- 使いましょうC
D:(確か)<動詞た形>+ように思う。
※「<動詞、い形容詞、な形容詞だな、名詞だの>普通形+ように思い」 も使えます
- 五感の「ようだ」の復習をしておきます。(みんなの日本語44課)←この文型を導入した後に軽く確認しておく方法でもいいです。
- 「確か」の意味確認をしておきましょう。(確か:私が正しく覚えていれば。)
**
導入
先生:この言葉はもう勉強しましたね。どういう意味ですか。
学生A:〜です!
学生B:え?いつ勉強しました?あの言葉初めて聞いたよ。
学生A:6、7、8?7課で習ったと思います。でも自信がありません。あの言葉は確か7課で習ったように思う。
学生C:違うよ。6課だよ。ほら、私のノートに書いてあるよ。
学生A:あ!本当だ。7課で習ったように思ったんだけどなあ。
***
A:あ!田中さん、お元気ですか?
田中:ああ・・・どうも・・・また今度。今の誰?
佐藤:確か、この前のパーティーにいらっしゃったように思いますが。
***
い形容詞
A:もうすぐ田中さんの誕生日でしょう?このベルトなんかどうかな。田中さんならこのサイズかな。
B:ううん。確かもうちょっと大きかったように思うけど。
***
な形容詞
A:もうすぐ佐藤さんの誕生日だから、レストランを予約しようよ。
B:いいね。
A:どのレストランがいいかな。
B:確かベトナム料理が好きだったように思うよ。
***
名詞
学生A:隣のクラスの新しい学生、かっこいい。
学生B:ああ、人気があるみたいだよ。
学生A:どこの国から来たのかな。
学生B:確か ミャンマーだった/ミャンマーの ように思うけど。
- 使いましょうD
- 聴解IIABC
書きましょう
A1:<動詞/い形容詞/な形容詞/名詞>の普通形過去+のに、いつの間にか<動詞て形>いた。
→時計を見たら、8時になっていた。
→少しだけ漫画を読もうとおもっていたのに、いつの間にか夜になっていた。
**
よく事務所の前の自動販売機で飲み物が100円で買えます。時々ジュースを飲みます。今日も飲もうと思って買いに行ったら、120円!!
→自動販売機の飲み物が120円になっていた。
→この前まで100円だったのに、いつの間にか120円になっていた。
***
学校の宿題を机の引き出しにしまっておいた。半年後・・・引き出しが開かない!
→引き出しは、学校の宿題でいっぱいになっていた。
→引き出しには何も入っていなかったのに、いつの間にか宿題でいっぱいになっていた。
***
A:今日は雨がから映画でも見る?
B:え?全然降ってないよ。
A:あれ、もう雨が止んでいるよ。
→さっきまで雨が降っていたのに、いつの間にか止んでいた。
**
A:久しぶりにこの駅に降りるなあ。
B:何もない場所だからね。
A:あれ!あんな大きいデパートがあるよ。
→ここは何もないところだったのに、いつの間にかデパートができていた。
- 書きましょうA-1
A2:________。<名詞>も<動詞条件形>、<名詞>も<動詞>。
類似
私の家は買い物に便利です。どう便利ですか。24時間スーパーがあります。大きいデパートがあります。
→私の家は買い物に便利です。24時間スーパーもあれば、大きいデパートもあります。
**
田中さんは社長です。タワーマンションに住んでいまます。
→田中さんはとてもすごいマンションに住んでいます。無料のマッサージ機もあれば、ゴルフ場まで使うことができます。
対称
今日は大学を卒業します。
→今日は大学の卒業式がありました。4年間色々ありました。楽しいこともあれば、大変なこともありました。
- 書きましょうA-2
- 速読AB