学生からもらったシンガポール土産で「肉骨茶(バクテー)」を作ってみたよ!超おいしいです。

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肉骨茶:バクテーってなに??

シンガポール人の学生にもらいました!「肉骨茶(バクテー)」の素!実はもらったのは一年前だったのですが、そのまま放置してずっと冷蔵庫にありました・・

バクテー、東京のマレーシア料理屋でも食べられるようになってきましたから、だんだん知名度も上がってる感じですが、知らない人のために説明すると・・

「バクテー」とは

マレーシアのクアラルンプール郊外にあるポートクランという港で過酷な荷役で汗を流していた中国系移民の港湾労働者がスタミナ補給のため、朝ごはんとして食べていたのがバクテーのルーツといわれています。

「肉骨茶」と漢字で書いてパクテー、バクテーとも発音します。バクテーとは「豚肉のスペアリブを漢方薬とハーブで煮込んだ」スープ料理です。

メインの骨付きブタ肉は長時間、弱火でコトコト煮込んでいるので余分な油が抜けて口の中でホロホロとろける柔らかいお肉。油っぽさは感じられません。油を分解すると言われている濃いめの中国茶を飲みながら食べる料理なのでダイエット中の方にもお薦めできる一品です。

Tony’s Net:バクテー

マレーシア発祥の料理だそうなのですが、シンガポールでも一般的に食べられています。ちなみに朝に食べるのが普通です。

また、名前は同じなのですが、マレーシアバクテーは色が黒っぽくて漢方の匂いがするのに対し、シンガポールバクテーはコショウが効いた透明なスパイシースープであると言う違いがあります。

私はエスニック系が好きなのでどちらのスタイルも美味しくいただけますが、万人受けするのはシンガポールスタイルの方かなと思います。

それでは、作ってみましょう。

材料はお肉とニンニクの2つだけ!

材料はポークスペアリブ600g(骨つき豚あばら肉)とにんにく10小片のみ!にんにくはだいたい一つで9〜10粒ぐらいなので1個全部入れればいい感じです。

ちなみに本場ではにんにくの薄皮は向かずにそのまま入れて、食べるときに皮をむくスタイルです。面倒なので私は調理する前に全部剥いてしまいました。


スペアリブの下ゆで5分

沸騰したお湯で5分間茹でます。その後あくを取り除くために水で洗い流します。お湯はめっちゃ濁ります。これで臭みもとれますよ!

お水とにんにくとスパイスを入れて、煮込みます!

新しいお水1800CC(圧力鍋使う場合は1600CCでOK)、下ゆでしたお肉を入れて、水を沸騰させます。それににんにく10片とバクテーの素を加えます。

このバクテーの素はこんな風に袋に入っています!涙が出そうなくらいコショウの香りがただよいます!これで、好みの濃さになるまで煮込むだけです。普通のお鍋なら1時間10分ぐらい煮込むと、いい味になります。が、私は待てないのでいつものアレで一気に仕上げます。

圧力鍋で一気に仕上げます。

はい、7年前からずっと使っているこの圧力鍋で一気に柔らかくします。海外で生活している時もこれでカレーやポトフなどを作っていました。海外製のよりおしゃれさはなくなりますが、短時間で一気に仕上げてくれます。

蓋をして、数分すると・・

 

ガタゴト鳴らしてきます!最初はこの音が結構怖いかもしれないですが、しっかり蓋が閉まってれば問題ないので、ご安心を。これで火を止めて、放置するだけです!ずっとみていなくていいし、楽だ!30分ぐらい待ちます。

(味が薄い場合は煮込んで水分を飛ばしてください。他の調味料はいらないです)

自家製バクテー完成!

できました!スープが超透明で綺麗です!お肉はほろほろで、柔かいです。固めに炊いたご飯によく合います。余分な油は下ゆでの段階で大体落ちているのであっさりしてますよ〜。スペアリブはコラーゲンが多いらしいし、コショウとにんにくで温まるし、実はかなり健康的な食べ物だと思います。

ごちそうさまでした。

今回使った素は残念ながらネットになかったのですが、似た感じのものはありました。よかったらチャレンジしてみてください。そして、マレーシアやシンガポールへ行かれた際はぜひ召し上がってくださいね。

 

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