今日からN2の文法を始めます!1回目は「〜とき」に近い「<動詞辞書形・た形/名詞+の>際(に)〜」という文型の意味と例文を紹介します。
<動詞辞書形・た形/名詞+の>際(に)〜
「際」は「さい」と読みます。
「A際(に)〜」は「Aのときに〜」「Aの機会に〜」という意味です。特別な状況の時に使います。
- 「とき」については「みんなの日本語23課」で勉強しました。
- 「際」は「とき」よりも丁寧な言い方で、改まった公的な場面やお客様に向けて使うことが多いです。
- 友達や家族との会話ではあまり使いません。
- 「この際」は「いい機会だから」という意味です。前から言おうと思っていたことをやっという時に使います。
例文
- SNSを利用する際は、個人情報の取り扱いに注意すべきだ。
- この国で買物する際にはパスポートが必要ですので、忘れないようにしてください。
- この駅はあの国の王様が来日した際に、建てられました。
- 携帯電話を途中で解約した際は、違約金が発生します。
- 商品をお受け取りの際は、こちらのレシートをお見せください。
- 今晩は雨の予報ですので、外出の際は傘をお持ちください。
- 面接練習の際は、服装や目の位置なども細かく指導しなければならない。
- この際、お互い考えていることを正直に話しましょう。