【N3文法】<普通形>一方(で)、〜

Japanese Lesson
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CHIYO
JLPT対策・N3文法を始めます。11回目は対比・並行の意味の「<普通形>一方(で)、〜」という文型とその例文を紹介します。

<普通形>一方*(で)、〜

*一方:「いっぽう」と読みます。

接続について

  • 普通形ですが、な形容詞は「な/である+一方で」、名詞は「である+一方で」となります。

「A一方で、B。」は「Aだ。反対に、他の面ではBだ。」という対比の意味で使う場合と、「AしながらBする。」という並行の意味があります。

例文

対比

  • 残業をなくして、週休3日にしようとしている会社が増えている一方(で)、毎晩遅くまで働いて、週末まで働かなければならない会社もまだ少なくない。
  • 教育熱心な親は小学校から子どもを私立の学校に入れている一方で、もう学校は要らない時代だという専門家も多い。
  • 都市では人口増加が進み、次々とマンションが建てたられている一方で田舎は若者がいなくなり、高齢化が問題となっている。
  • 外国語が苦手という日本人が多い一方で、日本国内で外国人と接する機会はますます増えている。

ながら

  • 姉は大学で日本語を教えている一方で、週末は小さな喫茶店を経営している。
  • 彼は世界的な俳優である一方、家では3人の父親でもある。

【参考】類似文型

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