JLPT対策・N3文法を始めます。9回目は一番だという意味の「(〜の中で)〜ほど(ぐらい・くらい)、<動詞普通形・い形容詞い・な形容詞な>+<名詞>はない/いない」という文型とその例文を紹介します。
(〜の中で)〜ほど(ぐらい・くらい)、<動詞普通形・い形容詞い・な形容詞な>+<名詞>はない/いない
「Aくらい・ぐらい・ほど、Bない」は「Aは一番Bだ。」という意味です。
- 自分の意見を言うときは「と思います」や「でしょう」を一緒に使うことが多いです。
- <名詞>の部分は固有名詞のほか、「もの/こと」という言い方も使えます。
例文
T:日本で一番有名な山といえば?
S:富士山です
T:日本で富士山ほど有名な山はないと思います。
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T:一番リラックスできる所はどこですか。
S:自分の家です。
T:自分の家ほどリラックスできる所はないでしょう。
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T:このクラスの中で誰が一番おしゃべりですか。
S:〇〇さんです。
T:このクラスでは、〇〇さんほどおしゃべりな人はいないでしょう。
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T:みなさん、いままでクラスで色々なことをしましたね。何が一番楽しかったですか。
S:富士登山です。
T:いままでのクラスのイベントの中で、富士登山ほど楽しかったことはないでしょう。
【くらい・ぐらい】
- 母親くらい私のことを心配してくれる人はいない。
- 家族とおいしいものを食べることぐらい幸せなことはないだろう。
- 人の文句を聞くことくらいつまらないことはない。
- 『ワンピース』くらい学生に人気がある漫画はないでしょう。
【参考】類似文型