JLPT対策・N2文法編です。40回目は変化の意味の「<動詞辞書形/い形/な形である/名詞>とともに」という文型とその例文を紹介します。
<動詞辞書形/い形/な形である/名詞>とともに
「AとともにB」は「①Aと同時・直後に、B。」「②Aに応じて/したがって、だんだんB」「③Aでもあり、Bでもある。」「④Aと一緒に、B。」という意味です。
例文
【Aと同時・直後に、B。】
- 新商品は店の開店とともに売り切れとなった。
- 館内が暗くなるとともに、映画が始まった。
- ハロウィーン祭りは毎年注目を集めるとともに、様々なトラブルも問題になっている。
- 息子の結婚が決まって嬉しいとともに、少し寂しい気持ちもあります。
- レジの自動化は便利であるとともに、経費も削減できる。
【Aに応じて/したがって、Bも変わる。】
- 経済の回復とともに、人々の消費支出も増加していった。
- この病気にかかる人は医療の進歩とともに、減少している。
- 子供達はアメリカでの生活が長くなるとともに、英語が上達した。
- 駅前の開発が進むとともに、その土地のマンションの値段は上がってくる。
【Aでもあり、Bでもある。】
- 田中さんは日本語教師であるとともに、小説家としても活動している。
- あの人は日本を代表する映画監督であるとともに、一流の芸人でもある。
【Aと一緒に、B。】
- 妻とともに、大学時代の友人の結婚式に出席した。