みんなの日本語42課は「ために」を勉強します。36課のようにとの違いはしっかり説明しましょう。用途の「のに」の導入は100円ショップなどで売っている便利グッズを使うと楽しくできますよ!
<意志動詞の辞書形>ために、〜
T:田中さんは毎月貯金しています。将来世界旅行をしようと思っています。将来世界旅行するために毎月貯金しています
S:将来世界旅行するために、毎月貯金しています
T:カリナさんは日本語を勉強しています。どうしてですか、日本の会社で働きます。日本の会社で働くために、日本語を勉強しています
S:日本の会社で働くために、日本語を勉強しています
変形練習
T:次の試合に参加します・毎日練習しています
S:次の試合に参加するために、毎日練習しています
T:兄の結婚式に出席します・国へ帰ります
S:兄の結婚式に出席するために、国へ帰ります
T:漢字の勉強をします・辞書を買いました
S:漢字の勉強をするために、辞書を買いました
T:会議に出ます・ヨーロッパに出張します
S:会議に出るために、ヨーロッパに出張します
ために(42課)とように(36課)の違い
接続の違い
- ために:<意志動詞>の辞書形に接続する。
山に登るために、靴を買います
プロポーズするために、指輪を買います
- ように:<無意志動詞>の辞書形に接続する。
学生がわかるように、ゆっくり話します
意味の違い
「ために」の方がより強い目的成就の気持ちがある。「ように」の方はそうなればいいなあ、というお願いのようなニュアンスが強い
- 東京大学に入るために、毎日12時間勉強します。
- 東京大学に入れるように、神社へ行ってお祈りします。
合わせて読みたい
- B-1
- C-1
<名詞>のために、〜【目的】
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