17課のない形は、よく模擬授業で指定される課です。模擬授業のコツはこちらにまとめましたので、よろしければどうぞ。
「〜までに」の使い方。「まで」「までに」の違いを説明
まで(復習)
T:皆さん授業は何時から何時までですか
S:9時10分から12時40分までです
T:昨日何時から何時までアルバイトをしましたか
S1:6時から10時までしました
S2:5時から8時までしました
までに
T:皆さん、授業は何時から始まりますか
S:9時10分です
T:そうです。9時11分はダメです。9時10分までに教室に入ってください
S:9時10分までに学校へ来てください
T:今日は8時から好きなドラマを見ます。8時までにうちへ帰りたいです
S:8時までにうちへ帰りたいです
(一人二役で)
T1:先生、このレポートはいつ出しますか
T2:明日です。明後日はもらいません。明日までに出してください
- 練習まで?までに?で確認する。
- ______までに______________。
病気の表現
〜が痛いです
頭が痛いです
歯が痛いです
お腹が痛いです
足が痛いです
その他
せきが出ます
熱があります
風邪をひきました
病気です
<動詞ない形>の場面提示
T:図書館です。みんな本を読んでいます。勉強しています。あそこの人が話しています。うるさいです。
T:図書館の人は言います。「図書館で話さないでください」
S:図書館で話さないでください
T:男の人が本に絵を書いています。「絵を書かないでください」
S:絵を書かないでください
- 図書館で話さないでください
- 絵を書かないでください
T:(アンダーラインを示しながら)今日は「ない形」を勉強します!
<動詞ない形>の作り方
14課「て形」と同じく2グループ→3グループ→1グループの順で練習します。
(グループ分けを忘れた方、14課の「動詞1・2・3グループ分け」をご覧ください)
2グループ
T:2グループの作り方です。「食べます」のない形は「食べない」、「寝ます」のない形は「寝ない」です。「見ます」のない形は「見ない」です。ますを消して、ないを付けます。
- たべます→たべない
- ねます→ねない
- みます→みない
3グループ
T:3グループの動詞は何ですか
S:「します」と「来ます」です
T:そうです「します」は「しない」「きます」は「こない」です。「勉強します」は?
S:勉強しない
T:お昼ご飯を持ってきます
S:お昼ご飯を持ってこない
- します→しない
- きます→こない
1グループ
T:1グループの動詞を言ってください。絵を・・・(目的語を言って動詞を誘導します)
S:かきます
T:海で・・・
S:泳ぎます
T:コーヒーを・・
S:飲みます
T:公園で・・
S:遊びます
☆同じ要領で以下の動詞を縦に板書します
- かきます
- およぎます
- のみます
- あそびます
- とります
- わかります
- まちます
- もらいます
- かします
T:「かきます」のない形は「かかない」です。「泳ぎます」のない形は「泳がない」です。ますの前のひらがなは(i)から(a)になります!
T:ない形で言ってください。遊びます
S:遊ばない
T:とります
S:とらない
T:わかります
S:わからない
T:まちます
S:またない
T:もらいます
S:もらわない
T:かします
S:かさない
- か
きますかない - およ
ぎますがない - の
みますまない - あそ
びますばない - と
りますらない - わか
りますらない - ま
ちますたない - もら
いますわない - か
しますさない
最後にフラッシュカード をミックスして確認します!
<動詞ない形>ないでください
☆先ほどの場面提示で意味はわかっているので導入はしません。変形練習をします。
T:写真をとりません
S:写真を撮らないでください
T:たばこを吸いません
S:たばこを吸わないでください
T:ここで電話をかけません
S:ここで電話をかけないでください
T:ここに傘を忘れません
S:ここに傘を忘れないでください
- B-1
〜から、<動詞ない形>ないでください
一人二役で導入します
T1:すみません、テレビをつけてもいいですか。
T2:つけないでください。どうして?勉強していますから。勉強していますから、テレビをつけないでください
T:授業をしています・寝ません
S:授業をしていますから、寝ないでください
T:書いています・黒板を消しません
S:書いていますから、黒板を消さないでください
T:その牛乳は古いです、飲みません
S:その牛乳は古いですから、飲まないでください
T:病気です・お風呂に入りません
S:病気ですから、お風呂に入らないでください
T:私は元気です・心配しません
S:私は元気ですから、心配しないでください
- B-2
- C-1
<動詞ない形>なければなりません
T:今日は忙しいです。もう5時ですからうちへ帰りたいです。部長が言います。「明日までにレポートを書いてください」・・私は今晩残業しなければなりません
S:今晩残業しなければなりません
T:明日までにレポートを書かなければなりません
S:明日までにレポートを書かなければなりません
- 今晩残業しなければなりません。
- 明日までにレポートを書かなければなりません。
「〜なければなりません」の口慣らし
T:ます形で言います。「〜なければなりません」にしてください。勉強します
S:勉強しなければなりません
T:返します
S:返さなければなりません
T:飲みます
S:飲まなければなりません
T:覚えます
S:覚えなければなりません
T:帰ります
S:帰らなければなりません
状況を提示して文を考えてもらいます
T:何をしなければなりませんか。明日は大きいテストがあります
S:勉強しなけばなりません
T:日本の家に入ります。
S:靴を脱がなければなりません
T:先週友達に本を借りました。明日・・
S:返さなければなりません
T:病気になりました
S:薬をのまなければなりません
T:こどもが風邪をひきました
S:家へ帰らなければなりません
- B-3
<疑問詞><動詞ない形>なければなりませんか
T:毎朝、何時。毎朝何時に起きなければなりませんか(学生にきく)
S1:7時に起きなければなりません
S2:8時に起きなければなりません
S3:・・・・
S4:・・・
T:皆さんの国では何歳から学校へ行かなければなりませんか(学生にきく)
S1:6歳からいかなければなりません
S2:5歳からいかなければなりません
S3:・・・・
S4:・・・
- B-4
- C-2
<動詞ない形>なくてもいいです
T:日本の会社です。毎晩ビールを飲まなければなりません。皆さんの国の会社はビールを飲まなければなりませんか
S:いいえ・・
T:ビールを飲まなくてもいいです
T:日本の学生は漢字を勉強しなければなりません。皆さんの国の学生は漢字を勉強しなければなりませんか
S1:はい、勉強しなければなりません
S2:いいえ、勉強しなくてもいいです
Q:漢字を勉強しなければなりませんか。
A:はい、しなければなりません。/いいえ、しなくてもいいです。
- B-5
- B-7
〜から、<動詞ない形>なければなりません/なくてもいいです
T:聞いてください。明日台湾に出張します・早く起きます。明日台湾へ出張しますから、早く起きなければなりません
S:明日台湾に出張しますから、早く起きなければなりません
T:子どもです・お金を払いません。子どもですから、お金を払わなくてもいいです
S:子どもですから、お金を払わなくてもいいです
T:日本の家です・靴を脱ぎます
S:日本の家ですから、靴を脱がなければなりません
T:明日のテストは簡単です・勉強しません
S:明日のテストは簡単ですから、勉強しなくてもいいです
- B-6
- C-2
主題(topic)の「は」の説明
☆一人二役で、テストをする前の注意をする状況とします
T1:これからテストを始めます。机の上に鉛筆と消しゴムを置いてください。机の下にかばんを置いてください。
T2:先生!電話を机に置いてもいいですか
T1:電話はかばんの中に入れてください
T2:先生時計もかばんに入れなければなりませんか
T1:時計は机の上に置いてもいいです
T2:名前をローマ字で書いてもいいですか
T2:あ、名前はひらがなで書いてください
- B-3
- C-3