JLPT対策・N3文法を始めます。28回目は他の人に何かを頼む時に使う「<動詞て形/ない形で>ほしい・もらいたい・いただきたい」という意味の文を紹介します。
<動詞て形/ない形で>ほしい・もらいたい・いただきたい
- 「Aてほしい・てもらいたい」は相手に何かして欲しい時に使います。自分と同じレベルの相手、そのことをするのが仕事(するべき立場)である相手に丁寧に依頼する言い方です。Aをするのは相手です。
- 「ていただきたい」はより丁寧な言い方で、仕事の相手やあまり親しくない相手にお願いしたい時に使います。
- 否定形は「<ない形で>ほしい」という言い方と、「<て形>ほしくない」という言い方の2通りあります。
例文
- いくら恋人でも、勝手にスマホを見ないでほしいよ。
- あなたの体が心配だから、あまりたばこは吸ってほしくない。
- レストランに行きました。お皿が汚れています。私は店の人に言います。すみません、お皿をかえてほしいんですが。
- 食事が終わりました。デザートを頼みたいです。メニューを見せてほしいんですが。
- ホテルに泊まっています。電気の調子が悪いです。フロントに電話します。すみません、ちょっと来てほしいんですが。/電気を見てほしいんですが。
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- 急に電話してごめんね。ちょっと話を聞いてもらいたいんだけど、いい?
- 君のような仕事ができる人に会社を辞めてもらいたくないなあ。
- あ、また空き缶が落ちている。自分のゴミは自分で持ち帰ってほしいなあ。
- 自信を失くさないでもらいたいから、子どもをたくさんほめるようにしています。
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- 先生、願書を書いたので、見ていただきたいのですが・・・。
- 会社を辞める話は、まだみんなに言わないでいただきたいんです。