<動詞て形/ます形た*い+くて/い形容詞くて/な形容詞で>ならない
(*い形容詞の「い」部分は消えます。)
「Aならない。」は「Aという(自然に)感情が強く起こり、抑えられない。」という意味です。
- 書き言葉でよく使われます。
例文
昨日はJLPTの試験でした。合格したかどうか、気になります。友達は「もう考えるのをやめよう」と言いますが、無理です。
→試験に合格したかどうか、気になってならない。
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彼:ねえねえ、昨日どうして電話にでなかったの?
彼女:ええと、、多分お風呂かな?
→最近、彼女が何か隠している気がしてならない。
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A:おじいちゃん、また写真撮ってるよ。
B:いつも孫の話ばかりするよね。
→祖父は去年生まれた孫が可愛くてならないようだ。
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A:もう大丈夫だよ。そろそろ行こうよ。
B:無理だよ。本当に恥ずかしい・・・。
→友達は階段で転んだのが恥ずかしくてならないらしく、ずっと下を向いている。
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A:あ、ゴールしたよ。これは日本が勝ったね。
B:あれ・・・負けたよ。
→今日の試合は勝てると思っただけに、負けた時は残念でならなかった。
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A:彼女から返事がこないんだ。
B:忙しいんじゃない?
→彼女から返事がないので不安でならず、ずっと携帯を見ている。
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A:あの子、飛行機に乗れたかしら、連絡がないけど・・。
B:どうだろうね。
→娘が無事飛行機に乗れたかどうか、心配でならない。
【参考】類似文型
い+くて/い形容詞くて/な形容詞で>ならない」という文型とその例文を紹介します。