JLPT対策・N2文法編です。6回目は継続している動作を表す「<動詞て形いる/い形い/Nの>最中」という文型とその例文を紹介します。
<動詞て形いる/い形い/Nの>最中*
*最中:「さいちゅう」と読みます。動作・状態が現在進行している、頂点であるという意味があります。
「A最中」は「ちょうどAしているとき」という意味です。
- 「Aしているときに邪魔された」という場面で使うことが多めです。
- 似ている表現に「使用中」「営業中」などの「〜中」という表現があります。【教案】新日本語の中級 第1課 「尋ねる・確かめる」の2番の合成語で解説しています。
例文
- 私は考えている最中に独り言を言う癖があります。
- 彼は今頃ドラマを見ている最中だから、メールは見ていないだろう。
- 色々な大学のパンフレットを取り寄せて、進学先を検討している最中です。
- 別の仕事が忙しい最中に、どうでもいい電話がかかってきてイライラしてしまった。
- 暑いので試合の最中も、しっかり水分を摂るようにしてください。
- あの人は面接の最中は謙虚だったのに、待合室では急に態度が大きくなった。
- 会議の最中に地震が起きました。
- スピーチの最中に内容を忘れてしまい、恥ずかしい思いをした。
- デートの最中はできるだけ携帯に触らないようにしている。
【参考】類似する文型
2番の合成語3の「〜中」が類似表現です。