JLPT対策・N2文法編です。31回目は話題の意味である「<名詞>にかけては」という文型とその例文を紹介します。
<名詞>にかけては
「Aにかけては」は「Aに関しては」「Aの分野では」という意味です。
- 「長さ、量、速さ、技術」などの 多い/少ない や 得意/不得意 など、比べることができることを、評価するときに使います。
- 自分ができることを人に言いたい時や、他の人のできることを褒めたりするときに使います。
- 後件は「一番だ。すごい。」という内容の文がきます。
例文
- キーボードを打つ速さにかけては、田中さんに勝てる人はいない。
- 私は東京のおいしいラーメン屋にかけては、他の人より詳しい自信がある。
- 海の綺麗さにかけては、やはり沖縄が一番だろう。
- このスーパーは古いが、野菜の種類の多さにかけては、他のスーパーに引けを取らない。
- 息子は人を笑わせることにかけては、他の誰にも負けない。
- 日本のアニメの知識にかけては、彼が学校で一番だろう。
- 絵の上手さにかけては、右に出るものはいない。
- 電車が時間通りにくることにかけては、日本が最も優れている。
【参考】類似表現