JLPT対策・N2文法編です。35回目は基準の「<名詞>に沿って」という文型とその例文を紹介します。
<名詞>に沿って
漢字の読み方について
- 「沿って」は「そって」と読みます。
接続について
- 名詞に接続する場合は、「<名詞>に沿う/に沿った<名詞>」という形になります。
「Aに沿ってB」は「Aに合わせて、B。」「Aから離れないように、B」という意味です。
- Aには目的や期待、考えなどが入ります。
- Aに入る言葉は将来変化する可能性のあるものでもいいです。(期待や計画など)
例文
- 学校のルールに沿って、授業が始まる前に携帯電話の電源を切った。
- 新人研修は指導マニュアルに沿って行われます。
- 各部署は基本方針に沿って、業務を行なってください。
- 楽しみにしてくださった方々の期待に添えず申し訳ありません。
- 作文試験で高得点を取るには、内容がテーマ沿ってきちんと整理されているかが重要です。
- 注文住宅なら、自分の希望に沿った間取りやデザインにできます。
- 結婚式は妻の意向に沿うやり方でしたいと思います。
- これまで作曲家として自分の感情に沿う作品を作ってきました。
- 台風に備え、鉄道会社は計画に沿って電車の運転を止めていった。