
JLPT対策・N2文法編です。68回目は仮定の意味の「〜ないことには」という文型とその例文を紹介します。
<動詞ない形・い形くない・な形でない・名詞でない>ことには(〜ない・否定的な文)
「Aないことには、B。」は「まずAをしなければ、Bはできない。」という意味です。
- 最後は否定的な意味の文がきます。
 - 確かめるという意味の「〜てみます」という表現をよく使います。(「〜てみます」はみんなの日本語40課で勉強しました。)
 
例文
- 実物に会ってみないことには、採用するかどうか決められない。
 - 英語が話せないことには、シンガポールで働くのは無理だ
 - 一度やってみないことには、その仕事が自分に合っているかどうか知ることはできない。
 - 司会が来ないことには、パーティーを始めようがありません。
 - 皆忙しいので、仕事のわからないことは自分から聞かないことには教えてもらえません。
 - 許可がないことには、この部屋を使うことはできません。
 - 給料が高くても、仕事はある程度楽しくないことには続けられない。
 - 安全でないことには、この商品を売ることはできない。
 - 100歳まで生きるといったって、元気でないことには何もできない。
 - 学生でないことには、料金の割引はありません。
 
【参考】類似文型
- 〜なければなりません(みんなの日本語17課7番)
 
