JLPT対策・N2文法編です。115回目は強い否定の意思を表す「<動詞辞書形/動詞2グループと動詞3グループのない形/す(る)>まい。」という文型とその例文を紹介します。
<動詞辞書形/動詞2グループと動詞3グループのない形/す(る)*>まい。
*第3グループの「する」は「するまい」も「すまい」も両方使えます。
「Aまい。」は「Aしないつもりだ。」「Aしないでおこう。」の意味です。
- 強い否定の意思を表す書き言葉です。
- 応用で「<動詞意向形>か、Aまいか〜」という文もできます。「Aしようか、Aしないでおこうか〜」という意味があります。
例文
昨日お酒を飲みすぎました。転んで怪我をして入院しました。会社を休みすぎて、くびになりました。これから絶対にお酒を飲みません。
- →お酒なんて二度と飲むまい。
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昨日行った店はサービスが悪かったです。料理もまずかったです。二度と行きません。
- →昨日のレストランには二度と行くまい。
- →あのレストランではもう二度と 食べるまい/食べまい。
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以前パチンコで負けて、貯金がなくなってしまった。
- →決してパチンコはす(る)まいと決めていたのに、友達に誘われてまた店に行ってしまった。
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今月は貯金すると決めていました。
- →今月はもうお金を使うまいと決めていたのに、安くなっていたので、また服を買ってしまった。
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- 一戸建ての家を買おうか買うまいか、まだ決められない。
- 彼女に告白しようかすまいか迷ったが、頑張って気持ちを伝えることにした。
【参考】類似文型