JLPT対策・N2文法編です。96回目は軽い程度、最低限の程度を表す意味の「<普通形>くらい・ぐらい」という文型とその例文を紹介します。
<普通形*>くらい・ぐらい
- *例外で、な形容詞は「<な形容詞な>くらい・ぐらい」となります。
- 名詞は「だ」がなくなって、「<名詞
だ>くらい・ぐらい」となります。
- 「Aくらい・ぐらい」は「Aのような軽いことや簡単なこと」という意味です。
- Aには軽く考えていること・ものが入ります。
- Bが名詞のときは「Aく(ぐ)らいのB」となります。
例文
- 日本ではちょっとくらい熱があっても、会社へ行くのが普通だ。
- 朝はお腹が空かないので、コーヒー一杯ぐらいで十分です。
- 疲れてるのはわかるけど、シャワーぐらい浴びたらどう?
- 遅れるなら、連絡ぐらいできなかったの?
- 近所の人に会ったら、挨拶くらいしなさい。
- 太郎、人から何かもらったら、お礼ぐらい言うものですよ。
- あの映画は複雑で、一度見たくらいではよく理解できない。
- まだ新人なので、先輩の仕事を手伝うぐらいしかできません。
- マンションを1つ、2つ買うぐらい、あの社長だったらいつでもできることだ。
- 田中さんはアメリカ育ちだから、英語で道案内するぐらいなんでもありませんよ。