JLPT対策・N2文法編です。8回目は変化を表す言葉につくを表す「<動詞辞書形>ばかりだ・一方だ」という文型とその例文を紹介します。
<動詞辞書形>ばかりだ、一方だ
「一方だ」は「いっぽうだ」とよみます。
「Aばかりだ・一方だ」は「ますますA(という状態)になる。」という意味です。
- 変化を表す動詞につきます。
- 「ばかりだ」も「一方だ」も悪い変化を表すことが多いです。
例文
- 東京は人だらけで緑も少ないので、ストレスが溜まるばかりです。
- 医者にもらった薬を飲んだのに、胃の痛みは増すばかりだ。
- 毎日子どもに怒っているから、顔のシワも増えるばかりだ。
- SNSの影響もあり、現代の人間関係は複雑になるばかりだ。
- 税は増えても給料は変わらないので、国民の生活は苦しくなるばかりだ。
- 女性の社会進出を背景に子育て支援への期待は高まる一方だ。
- 日本は子どもが減り、高齢者が増える一方である。
- 両者とも謝ろうとしないので、事態は悪くなる一方です。
- お金持ちの人はよりお金持ちに、貧しい人はより貧しくなり、経済格差は広がる一方だ。
- 宇宙については知れば知るほど謎が深まる一方である。
色々な意味の「ばかり」
主観的直後:みんなの日本語46課・4番
様子:「〜んばかりだ」