JLPT対策・N2文法編です。92回目は残念な結果になったという意味の「<動詞た形・名詞+の>あげく(に)、〜」という文型とその例文を紹介します。
<動詞た形・名詞+の>あげく(に)、〜
「あげく」は漢字で「挙句」と書きます。
- 「Aあげく、B」は「いろいろAした後で、最後にBになった。」という意味です。
- Aにはいろいろ(大変なことが)あったという意味の文が入ります。
- Bには残念だ、期待外れだという意味の結果が入ります。
- 「いろいろ」「さんざん(程度が多いという意味)」と一緒に使うことが多いです。
例文
- 何を食べるかいろいろ迷ったあげく、まずい料理を注文してしまった。
- 天気は良くなかったが、悩んだあげくBBQを開催することにした。
- 姉は両親を説得して留学したあげくに、寂しくなって1ヶ月で帰ってきた。
- 妹はセールで安い服をたくさん買ったあげく、ほとんど着ないでタンスにしまっていることが多い。
- 長い間待たされたあげく、結局残業が終わらないと言われ彼女にデートをキャンセルされた。
- リー君は遅刻を繰り返したあげく、学校を退学になってしまった。
- あのカップルは議論のあげく、別れることに決めたそうだ。
- 兄は父との喧嘩のあげく、深夜に家を出ていった。
- お金に困ったあげく、借金をすることになった。
【参考】類似文型
- 〜すえに