【N1文法】<普通形/名詞>といえども、〜

N1文法
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CHIYO
N1の文法34回目です。逆説の意味を表す「<普通形/名詞>といえども、〜」という文型の意味と例文を紹介します。

<普通形*/名詞>といえども、〜

*普通形ですが、な形容詞と名詞は「だ」がつかないことが多いです。

「AといえどもB」は、「Aは事実だが/Aの立場でも、実際はそこから当然予想されることとは違うBだ。」と言う意味です。

  • Aの部分には資格や能力や地位を表す言葉が入ります。
  • Aの部分には事実も仮定のこともきます。
  • Bには問題点、義務、話者の主張などを表す文がきます。
  • 「たとえ、いかに、どんな」などの言葉を一緒に使うことが多いです。

例文

  • その道のプロといえども、失敗することはある。
  • いかに体にいいといえども、食べ過ぎたら意味がない。
  • たとえ旅行客だといえども、この国の規則に従わなければならない。
  • 酒の席であったといえども、秘密情報を漏らしたことは許されない。
  • ぎりぎりだといえども、合格したことは喜ぶべきだ。
  • どんなに無能だといえども、一度正社員として採用した人を首にするのは難しい。
  • 実用的といえども、デザインがかっこ悪ければ今時売れないだろう。
  • 彼のいうことは疑わしいといえども、妻として信じたいと思います。
  • 部長と飲みに行くのは気まずいといえども、仕事のために参加するしかない。
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