N1の文法6回目です。この記事では「<名詞>にあって〜」という文型の意味と例文を紹介します。
<名詞>にあって/にあっても、〜
意味:「Aにあって、B」で、「Aのような特別な状況だから、B。」という意味です。「Aに あって/あっても、B」は、「Aのような特別な状況でも、Bだ。」という意味です。
- 「Aという時期や場所に身を置いている」ということを強調する表現です。
- 硬い表現です。通常は「〜で、〜において」などの表現を使います。
例文
- 少子化にあって、半数以上の学生は留学生だという学校も少なくない。
- 経営状況の悪化にあって、社員の希望退職を募集することになった。
- 就職が厳しい時代にあって(も)、田中さんは5社からの内定を勝ち取った。
- 交通機関が止まるほどの大雪にあって(も)、会社員たちはいつも通り出勤している。
- 長い人生にあって、立ち止まって休憩する時間も必要だ。