【N1文法】<動詞辞書形>始末だ
<動詞辞書形>始末だ Aには好ましくない結果や状況が入ります。 だいたいその結果の前に悪い状態が続いていたことを説明する文が入ります。 悪い状況の原因になった人やことにあきれている気持ちがあります。 「この始末だ」は「(…
<動詞辞書形>始末だ Aには好ましくない結果や状況が入ります。 だいたいその結果の前に悪い状態が続いていたことを説明する文が入ります。 悪い状況の原因になった人やことにあきれている気持ちがあります。 「この始末だ」は「(…
<名詞>に至っては 後件Bではあきれた、ひどい、ダメだという否定的な評価がきます。 Aには程度が極端な例が入ります。 例文 去年の夏は信じられないほど暑く、群馬県に至っては38度まで気温が上昇した。 最近はすぐ仕事を変え…
<動詞辞書形・名詞>に至って、至っても(いたって、いたっても) 「Aに至って、B」には「(長い間待って)やっとBになった」という気持ち、「Aに至っても、B」には「(時間がかかっているのに)なかなか〜にならない/〜が続いて…
<動詞ない形>までも Aには理想的な状態、満足できるレベルの到達点が入ります。 Bには「少なくとも」「せめて」などの言葉が入ります。 例文 小説家にはなれないまでも、何か文章を書く仕事がしたい。 これまでの中で一番とは言…
日本語能力試験JLPTとは? 日本語を母語としない人の日本語力を測定する試験です。毎年7月と12月に行われます。 日本国内だけでなく、海外の機関で受験することができます。海外の場合は年に1回しか受験できない場所もあります…
<名詞・疑問詞>にもまして 「まして」は「増して」の意味で、「それ以上に」という意味があります。 「A。それにもましてB。」という風に接続詞で使う方法もあります。 例文 最近は外国人の子どもが増え、学生たちの家庭環境は以…
<動詞/い形/な形の普通形*+の、名詞>にひきかえ AとBは正反対で、良い/悪い という主観的な気持ちがあります。(冷静に比較するのは「Aに対してB」という文型です。) A、Bに推量表現は使いません。また後件に「〜ましょ…
<普通形*>なりに 「あまり高いレベルではない」と思っている時によく使います。 「それなりに」は慣用句的な言い方で、「まあまあのレベルで」「それにふさわしい」という意味があります。 名詞に接続する場合は「Aなりの<名詞>…
<名詞>たるもの(は) Aには身分や職業を表す名詞が入ります。 「もの」は漢字でかくと「者」で、これは人のことを表します。 後件には話し手が「Aに当然ふさわしい」と思っている行動や姿がきます。 硬い表現です。 例文 政治…
<名詞>ともあろう<名詞> Bの部分には話し手が高く評価している人・立場などの名詞がきます。 例文 大学の先生ともあろう人が、あんな漢字がわからないでいいのでしょうか。 警察ともあろうものが、高齢者を騙してお金を奪ってい…