N1の文法20回目です。無関係の意味を表す「<名詞> をものともせずに、〜」という文型の意味と例文を紹介します。
<名詞> をものともせずに、〜
「Aをものともせずに、〜」は、「普通ならAという危険や困難に気持ちが負けてしまうのに、勇敢に〜する」という意味です。
- 大きな危険や悪条件となる語につきます:例)台風、病気、危険、周りの反対など
- 他人の勇敢さを褒める文になります。
- 話者自身のことには使いません。
- 「ものともせず
に」の形も使えます。
例文
- サラリーマン達は台風をものともせずに、いつも通りの時間に出勤している。
- 彼女は父親の反対をものともせずに、結婚し彼を支えていく決意をした。
- 彼女は病気をものともせず、最期まで女優として活躍した。
- 5人の子供達は貧しさをものとももせずに、兄弟で支え合いながら生きている。
- 彼は世間の批判をものともせず努力を重ね、ついに夢を叶えた。
- A社は不況の影響をものともせずに、順調に業績を伸ばしている。