初夏のヨーロッパ旅行記22(ウィーンの名物ごはん編)

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領土を広げ多民族の大帝国を築いたハプスブルク家。歴史の中でそれぞれの民族の郷土の味を取り入れて誕生したのがオーストリア料理です。

特別なごちそう「ターフェル・シュピッツ」

Tafelspitzはフランツ・ヨーゼフ1世(エリザーベトの夫)のお気に入り料理だったそうです。日本語でいうなら「牛肉の煮込み」でしょうか。Tafelspitz(牛のおしりと太ももの一番上との間のあたりの肉)を何時間も煮込んで、やわらかくなった肉をスライスして、すりおろしリンゴに西洋わさびが入ったソースやハーブソースをかけて食べます。

濃厚なシチューの「グラーシュ」

グラーシュは隣国ハンガリーから伝わったパプリカ入りソースでお肉を煮込んだもの。日本でいうビーフシチューに似た感じの食べ物です。一般的には牛肉が多く使用されるそうです。

店によって結構味が違います。

この日はワールドカップの試合もあったので、ウィンナーも注文して・・・

オーストリアで最もよく飲まれているゲッサー社のメルツェンビールと一緒にいただきました!

ボスニア料理も食べられます

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