JLPT対策・N2文法編です。122回目は「非常に〜だ」という気持ちを表す「<動詞た形/い形容詞い/な形容詞な>ことだ」という文型とその例文を紹介します。
<動詞た形/い形容詞い/な形容詞な>ことだ
「Aことだ。」は「本当にAだ。」「非常にAだ。」という意味です。
- この文型の「こと」は詠嘆(えいたん)を表します。
- 「ことに」の前には感情を表す言葉が入り、「ことに」は感情を強調します。動詞の場合はた形を使うことが多いです。
例文
- 日本では無料で救急車を呼べるそうだ。なんと驚いたことだ。
- 雪のせいで、飛行機が止まっている。困ったことだ。
- 将来、月旅行が実現できるらしい。全く信じられないことだ。
- 教えていた学生が第一志望の大学に合格した。うれしいことだ。
- 祖父が戦争中の話をしてくれた。毎日ご飯が食べられて温かいお風呂に入れるのは、ありがたいことだと思った。
- 4月なのに雪が降っている。珍しいことだ。
- 孫の顔を見ていると、息子が赤ちゃんだった頃を思い出す。懐かしいことだ。
- 旅行中に行く予定だったレストランが休みだった。残念なことだ。
- 娘は生まれる前の記憶があるらしい。なんと不思議なことだ。