<動詞辞書形・ない形>ところだった
- 「Aところだった」は「もう少し遅かったらAだった。(しかし実際はAにならなかった)」という意味です。
- カジュアルな会話では「Aとこ
ろだった。」という言い方もできます。
例文
道を歩いています。わ!道に大きい穴が開いていました。ちょっと早く気付いたので大丈夫でした。もう少し遅かったら、怪我をしていました。
→もうちょっとで怪我をするところだった。
A:Bくん前みて!
B:ああ!車が来ていた!
→気がつくのが遅かったら事故になるところでした。
A:なんか煙くさいよ!
B:あ!アイロンをつけっぱなしにしていた。
→危うく火事になるところでした。
**
A:Bくん!止まって!
B:うああ!!こんなところに虫だ!
→友達に注意されなかったら、虫を踏むところだった。
**
A:やっと着いた。飛行機で眠れなかったから、眠いなあ・・・。
B:(かばんを盗ろうとする男)
A:え!!誰だお前は!!
→どろぼうにかばんを盗られるところだった。
**
A:ああ羽田空港のラーメンはおいしいね!
B:うん。あれ!そろそろ飛行機に乗る時間じゃない!?
A:本当だ!走ろう!
→うっかり飛行機に乗り遅れる/飛行機に乗れない ところでした。
**
A:あのう、車から荷物が落ちそうですよ!
B:あ、ドアが開いている!
→もうすこしで荷物が落ちるところでした。
**
A:あなた、ワインの瓶をテーブルに置いてたでしょう。
B:あ、ごめん。昨日すこし飲んで、そのままにしていたよ。
A:気をつけてね。子どもがジュースと間違えて飲むところだったのよ。
**
A:あなた、包丁をこんな場所に置かないで。
B:さっきリンゴを食べたんだよ。
A:太郎が興味を持って触るところだったのよ。
**
A:窓、閉めて!
B:ええ??暑いから開けてたんだよ。
A:もう少しで虫が入るとこだったんだよ。
**
A:本日の整理券はここまでです!
B:うわあ、僕が最後だ。
→もう少し並ぶのが後だったら、新商品が買えないところだった。
**
A:ううん・・その答えは・・・
B:〇〇だね!
→もうすこしでわかるところだったのに、友達が答えを言ってしまった。
【参考】類似文型
- 〜そうです。【直前の様態】
- 〜そうになった。