JLPT対策・N2文法編です。13回目は「すぐ」の意味の「<動詞ます形/名詞>次第、〜。」という文型とその例文を紹介します。
<動詞ます形/名詞>次第*、〜。
*「次第」は「しだい」と読みます。
「A次第B」は「Aしたら、すぐB」と言う意味です。
- Aには話し手が待ちかまえている、近い将来の状況が入ります。
- Bには依頼や希望の表現がきます。Bは過去形にはなりません。
- 丁寧な表現で、お客様と話す時などによく使います。
- 慣用表現で「手当たり次第」という言葉があります。「手に触れるもの、行き当たるもの全部。」と言う意味です。
例文
- 詳しい情報は分かり次第お伝えします。
- パーティーの受付は定員になり次第、終了します。
- 試合は雨が止み次第、再開する予定だ。
- 社長が着き次第、会議を始めます。
- 後任が決まり次第、田中社長は辞任すると発表された。
- 就活が終わり次第、世界旅行に行きたいと思っています。
- 山田はただいま席を外しておりますので、戻り次第折り返し電話いたします。
- 新型スマートフォンは準備ができ次第、発売します。
- 本日は台風による大雨が落ち着き次第お店をオープンします。
- 飛行機が到着次第、ご連絡します。
- 恋人と別れて寂しかったので、良い人を友人に手当たり次第、紹介してもらいました。