【N2文法】<動詞辞書形/ない形/〜かどうか/名詞>にかかわらず、にかかわりなく

Japanese Lesson
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CHIYO
JLPT対策・N2文法編です。48回目は無関係の意味である「<動詞辞書形/ない形/〜かどうか/名詞>にかかわらず、にかかわりなく」という文型とその例文を紹介します。

<動詞辞書形/ない形/〜かどうか/名詞>にかかわらず、にかかわりなく

漢字の書き方

  • 「かかわらず・かかわりなく」は「わらず・わりなく」と表記します。
  • 「Aにかかわらず、にかかわりなくB」は「Aに関係なく、B。」「Aの影響をうけないで、B。」という意味です。
  • Aには幅や複数あるもの、反対の意味の言葉などが入ります。
  • 「Aがどうであっても、どちらであってもBが成立する」という意味で、話し手が言いたいのは後のBの部分です。

例文

【かかわらず】

  • 値段にかかわらず、いいものはよく売れる。
  • シートベルトなしで運転するのは一般・高速道路に関わらず禁止されている。
  • 購入したチケットは*理由の如何に関わらず、キャンセルできません。(*りゆうのいかん=どのようなりゆう)
  • 若い人は成功するかどうかに関わらず、チャレンジすることが重要だ。
  • 職場では気が合う合わないに関わらず、いい人間関係を築くことが求められる。
  • 若い男性は妻の就業の有無に関わらず、 家事への参加が多い傾向にある。
  • 結婚するしないにかかわらず、この仕事を続けていきたい。

【かかわりなく】

  • 友人は私の都合にかかわりなく、電話をかけてくるので迷惑している。
  • ルールは、正社員、アルバイトなどの雇用形態に関わりなく適用される。
  • 男女・年齢にかかわりなく個人の能力を十分に発揮できる社会になって欲しい。
  • この調味料を使えば料理の上手下手に関わりなく、おいしいカレーが作れる。
  • 私の会社では営業の成績がいい悪いに関わりなく、皆同じ給料を与えている。
  • 私たちは意識するしないに関わりなく、外見で人を判断しています。

【参考】類似文型

 

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